●ひとりカンブリアン
2002/02/14

安斎利洋

原始セッションのさらに前に試みた安斎による一人ゲーム。このあと行われたさまざまなセッションを、この一人遊びと比較してみると、他人と影響しあって生きることの楽しさとスリルを実感する。

安田講堂セッションを前に、カンブリアンゲームのアイデアを検証するために行った原始セッション。

●まかない小カンブリア
2002/03/08

『カンブリアンゲーム＠安田講堂』の関係者による、事前まかないセッション。短時間の試験セッションで、「いける！」という確信を得た。（水越伸、林直哉、林２世、大黒 毅、関口久雄、飯田豊、中村理恵子、安斎利洋）

●カンブリアンゲーム＠東大安田講堂
2002/03/09

生命が、作動している間だけその本質を現わすように、連画の本質は、連画のセッションに参加するなかでしか理解できない。水越伸らによるメルプロジェクト・シンポジウムにおいて、連画について話すべき２時間を与えられたわれわれ（安斎、中村）は、持ち時間の一部を考案したばかりの超アナログなゲームに割り当てました。安田講堂の強い同心円構造はまたたく間に破られ、席を立った１８０名ほどの参加者は、縁日の屋台に群がる人々のように入り乱れ、約35分間の瞬間大爆発を果たし、７つのシェール*からなる化石の連鎖を残しました。それは、予想をはるかに凌ぐ光景でした。
*シェール shale=頁岩 (生物の多様性が大爆発したカンブリア紀の化石は、頁岩の中に封じ込められていた)

●『カンブリアンゲーム＠東大安田講堂』全シェール

画像ファイルをリニューアルしました。
全シェールのPDFを用意しました。 4/30

●安田講堂会場風景

●名勝案内　05/27

大黒毅による、安田講堂セッションの名勝案内。カンブリアンゲームの解読を表現するスタイルの提唱でもあります。安田講堂セッションの新しい切断面をお楽しみください。

●木乃伊取り小カンブリア
2002/04/20

連画について取材にきたミイラ取りのお二人に、約５分間、ミイラになっていただきました。（東山一郎・正木智久・中村理恵子・安斎利洋）

アドビ東京本社に集結した情報教育の専門家集団、D-project（デジタル表現研究会）のみなさんに、ほんの１５分間、瞬間沸騰していただきました。

小学校５年生、６年生による、初めての子供カンブリアンの報告です。金沢市の鞍月（くらつき）小学校、中谷先生のもとで、子供たちがイメージの連鎖反応を爆発させました。なかには、逮捕→カツ丼、なんていう妙に笑える連想も。 ある６年生いわく「連画ホームページの大人たちのより、ぼくらのほうがいい！」……たしかに。

ワイングラスを傾けながら、仲間とポストイットを貼り交わす楽しみ。この酒宴スタイル、けっこう流行るかも。
（小川克彦・木原系・木原美紀子・木原民雄・中村理恵子・安斎利洋）

●親子カンブリア＠池田家
2002/04/22

池田明（父）・池田守（７歳）・池田光（３歳）、父親と息子二人の親子カンブリアン。守くんの絵が、すばらしい。

大阪市立扇町総合高校の２年生と３年生による２つのセッション。連想の飛躍がみずみずしい。

●カンブリアン・ポップ＠三浦半島
2002/05/17

ちょっと大人のふたりの女性による、ちょっとおしゃれで、ちょっとブラックなセッション。
（富澤希理子・藤崎礼子）

東京、多摩ニュータウンで活動する絵画教室『クレヨンボックス』（主催：近藤由美子）のみなさんによる７つのセッション

●Cambrian Game in Philippine
2002/05 

東大情報学環の水越伸さん、東大社会情報研究所の坂田邦子さんらが、フィリッピンにカンブリアンゲームの火種を撒いてきました。

仲良し少女4人組の、カラフルセッション。
（あかり姫、風ちゃん、未優ちゃん、葉山さん）