CAMBRIAN GARDEN

システム解説

 『カンブリアンガーデン(仮称)』は、散在するイメージを、構造としてとらえるためのパーソナルな情報ツールです。同時に、その構造をコラボレーション空間にひらく機能をもっています。

開発:安斎利洋
発売:未定

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基本機能である画像ビューア。サムネイルから拡大表示まで、モードレスで連続閲覧できる。サムネイルと個別の窓が別になっていないので、組写真、ページデータなどを閲覧すると、これまでの画像ビューアより格段に大きな空間を脳に刻むことができる。
  解像度が何百倍も違う画像でも、同じ空間にレイアウトできる。
  簡易なデータベース機能
  グラフ構造エディタ。画像同士のリンク構造を編集できる。リンクした画像は、マルチエージェント型のシミュレーションで自動的にレイアウトを調整する。密になった場所にリンクを作っても、水面の水草のように新しい隙間が生まれる。
  エージェントには、矢印のもつれを解消しようとする動作が組み込まれている(アンタングル機能)。樹形グラフに有効。
  シミュレーションは、500要素くらいまで可能だが、現在さらに大きなクラスタに対応すべく改良中。
  ページジェネレータは、テンプレートをもとにHTMLファイル群を展開する。自動展開モードでは、フォルダの内容が変化するとWebページを自動生成し、FTP転送によってWebを自動更新する。
  セッションを定義すると、外部からのメール経由で、ある画像にリンクした新しい画像とデータを送ることができる。メール監視プログラムを連繋すると、サーバーサイドのプロセスをほとんど用いずに、既存のWebサーバー、メールサーバー、FTPサーバーを利用した仮想のサーバープロセスを、手元のPCで実行できる。短期のBBSやファイル共有など、柔軟なコラボレーションを可能にする。