the matisse machine マティスの機械 |
マティスは晩年、ニースのアトリエに篭り、切り絵の手法でたくさんの絵を描きました。体力の衰えたマティスにとって、切り絵は便利な画材であっただけでなく、線と形を純化する機械でもありました。 『マチスましーん』は、切り絵とデジタルを組み合わせた新しいワークショップです。切り絵で作られた作品は、カンブリアンの木につながるだけでなく、アナログの「マチスプール」戻され、循環します。 イメージを見つける力、形を作る力、物語をつなぐ力、それらがトータルで鍛えられる不思議な機械を体験することができます。 |
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マチスましーんワークショップ @愛・地球博/瀬戸会場/対話劇場 2005年8月15日 7月にお台場で行われた1回目のセッションの 木とプールをそのまま万博会場に持ち込み、 継続してセッションを行いました。 |
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●デジタル画像の入力装置は、はさみと色紙 『マチスましーん』の入力装置は、マウスでもタブレットでもなく、紙とはさみ。切るだけでなく、折ったり、貼ったり、穴をあけたり、差し込んだり、工作のようにして絵を作っていきます。完成した絵は、スキャナやカメラでデジタル画像に。 ●カンブリアンの木が育ちます 作品は、デジタルネットワークの「カンブリアンの木」につながります。あなたの好きな作品を選び、物語や形の連想でつながる新しい作品を作ってください。木はどんどん大きく成長します。 ●紙の断片が、プールを通して循環します 切り絵を作るとき、ほかの人が作った切り絵や、その切りくずを溜めた「マチスプール」から素材を選ぶことができます。プールの中で見つけた鳥の切り絵を、野菜に変えてもかまいません。そうやって作ったあなたの切り絵も、デジタル化したあとに、プールに返してください。 |
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一回目のセッションで作られたカンブリアンの木 リーフ(それぞれの作品)を、クリックしてください |
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マチスましーんワークショップ | 2005年7月25日(於フジテレビ冒険王) |
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企画: 安斎利洋 ・ 中村理恵子 |
協力: |