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結婚って全体に公開
2008年07月18日02:03
最近ほとんど病気じゃないかと思うのだけれど、目の前の人の顔に、別の性別の顔や、老いたときの顔が、パラレル世界としてだぶってしまう。

そういう壊れた状態で、このまえの日曜日、年齢が半分くらいのひとたちと夜の10時まで呑みつくした。呑み始めたのは、昼の12時。

新婚が何人かいたので、あらためて、「で、結婚っていったいなに?」と問うと、いわく‥‥

料理上手なおばさんに見える美大系男子は、はにかみながら、
「大事な人を守ること。」

やせた初老の紳士に見える東大系女子は、いまいましそうに、
「結婚は、、親戚、親戚よ。」

おもしろすぎる。

コメント

ikeg2008年07月18日 02:16
おもしろいですね。 ぼくはうちのPDのMikeの結婚式でスピーチさせられて、ミラーニューロンをサプレスするのが結婚じゃ。と言っときました。
安斎利洋2008年07月18日 02:31
そこで言っちゃいましたか。
子供をがんがん泣かせてる親を見ると、子育てもそうかもしれませんね。
Linco2008年07月18日 07:36
するまでが難しいし、してからはもっと難しい、、

毎日相手の顔が変わるといいですね。
安斎利洋2008年07月18日 10:59
>毎日相手の顔が変わるといいですね。

身内と称する他人が次々と沸いてくることにくらべれば、相手なんてたった一人だからなんとか戦える、って話もありました。
ペコルン2008年07月18日 14:03
はにかみながら・男「大事に守られたい」
舌なめずりしながら・女「家畜よ、家畜」
こんなのもおもろいね。
安斎利洋2008年07月18日 15:12
>「大事に守られたい」
>「家畜よ、家畜」

なかなかそうやって同じカテゴリーでかみ合うことは、少なかろうと。
たかつ2008年07月18日 17:19
参加者(非婚)です。この前は楽しいお酒をありがとうございました!

>目の前の人の顔に、別の性別の顔や、老いたときの顔が、パラレル世界としてだぶってしまう

おもしろいですね!私もよく上司なんかに怒られている時、話が右から左になのでじっと顔を見ている訳ですが、その内「正面から見た昆虫に似ている」と気づいて不謹慎ながら吹き出しそうになったりします。それとは違いますかね?
新婚お二人のたとえは失礼ながらハマっているなぁと納得してしまいました。他の人は何とダブって見ていらっしゃったのか気になる所です。
安斎利洋2008年07月18日 17:52
虫まで可能性をひろげてるとは。そのうち切り株とか石とかにも見えるようになれば、何言われてもOKですね。

たかつさんは、残念ながら男には見えないな。そのまんまの顔で、大正浪漫風のおばあさんになるのは想像できます。
jiroh2008年07月18日 22:52
多夫多妻制を理想としますが、コミューンという事かもしれません。
乱婚といわれたりしますね。
実際の行動は実に慎重で、小心者ですが。
未来予知能力のあるらしい安斎さんはすごい。
VRを内蔵してるのですね。
安斎利洋2008年07月18日 23:48
jirohさんを慎重で小心者とすると、ぼくらの人生は名づけようがなくなってしまいますが‥‥

しかし実践は別にして、人類にとって可能な婚姻制度を人工生命を作るように人工社会として作るとしたら、いままで歴史上になかったような解があるんじゃないかと思います。乱婚というのは乱流のようで、きっと「めくるめく」社会でしょうね。
乱婚の中で、どういう子が育つかが、面白い。
中村理恵子2008年07月25日 06:28
あの、、すいません。
つい自分の教養がじゃまして、ここにじゃませよと命じます。

武道の12本の形を勉強(稽古)してますが、その11本目が「乱留(みだれどめ)」。
最後、12本目が「乱合」。
(らんあい)と読みます。
はじめの一歩のような1本目の技と比べると、非常に複雑で多彩です。
常に、剣をもった相手との斬りあいにいには、「殺してやる!」という基本的な心情ゆえの
うっとりするような対話的な呼吸の綾と、そん技の連続した先には、急所を制することで終わる;技の流れがあります。
免許皆伝まじかになると、「阿吽(あ・うん)」という技もあるらしい・・・。
ビデオで観ましたが、いったい何が起こってるのか?解りません。
自分が、当事者になって相手と正対しないと解らないと思った。

jirohさんが理想とされる、乱婚という言葉、
その音の響きで想像したのは、
つぎつぎにパートナーが入れ替わって華やかに繰り広げられる演舞というよりは、
この武道的な、対話;演武(えんぶ)の面白さでした。

ま、ほら、いま、何を言っても考えても、武道に直結してしまいますから・・あたし。
個人的な病気だとご理解ください(笑)。
jiroh2008年07月25日 17:29
>乱婚の中で、どういう子が育つかが、面白い
最近テレビで知ったのですが「いしだ 壱成」がお互いに自由な関係の父母の間の子のようですね。

乱婚を理想とする訳ではありませんが多夫多妻制については
wikiの「配偶システム」の記述が比較的冷静ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%8D%E5%81%B6%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

乱舞、乱闘、乱戦という言葉もありますね。
乱れ箱と同様、結局それぞれの枠組みの範囲に収まっている。
安斎利洋2008年07月27日 01:50
>殺してやる!

映画『Mr.&Mrs.スミス』は、結婚してみたらお互いに敵対するスパイで殺しあうことになるんだけど、壮絶にかっこよくて、アンジェリーナ・ジョリーに惚れそうになります。「殺す」ほど明確な目的はないですね。ゲームはたいてい相手を殺すメタファーのうえに成立するし、チェスが相手を救うことを目的にしたら成立しない。

だから、

>「阿吽(あ・うん)」という技

というのは、すごいです。

「あ・うんの呼吸」は相手とうまくやっていく意味で使うけど、お寺にある阿形・吽形は、うまくやっていく顔はしてないですね。むしろもっと熾烈で、高度なチェスや将棋や囲碁は、「あ・うん」の殺し合いだ。
安斎利洋2008年07月27日 02:01
>wikiの「配偶システム」の記述が比較的冷静ですね。

一対一や、一対多の場合、選別の基準がだいたいそろってきて、しだいに真善美の中心が形成され、「どんどん強く」とか、「どんどん華麗」になっていく。ところが、それでは多様性がなくなってしまうから、動物の世界ではWikipediaにもある「スニーカー」が撹乱因子になります。

人類は、マッチョではなく「スニーカー」が覇権を握った稀有な動物なんじゃないか、と僕は思ってまして(この説には反論も多い)、洗練されたスニーカーはたんにずるいだけじゃなくて、きわめて創造的。人類の文化は、スニーカーが形になったものではないか。

しかし、もし人類が多対多の婚姻をしていたら、スニーカーが必要なくなるんじゃないでしょうか。というより、多対多そのものがスニーカー的な撹乱因子になる。PCでも、メインマシン1台だけだったら、みんな同じような強いマシンを買うけれど、サブノートは気ままに個性的なものを選びます。

がぜん、多対多の配偶システムが面白くなってきました。
jiroh2008年07月28日 01:35
多夫多妻制(乱婚?)主義者であると同時に
早婚主義者です。
女の子の初潮年齢が近年更に低下して来て小2,3で初経を迎える例が増えている様です。しかも性交体験も伴うケースもある様です。
http://209.85.175.104/search?q=cache:pAItL_AKQ8oJ:www3.mahoroba.ne.jp/~kenp/ambbs/01/031227181916.html+%E5%88%9D%E6%BD%AE%E5%B9%B4%E9%BD%A2+%E5%B9%B3%E5%9D%87&hl=ja&ct=clnk&cd=3&gl=jp&lr=lang_ja&client=firefox-a

ネオテニー学説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%86%E3%83%8B%E3%83%BC
を積極的に考えれば今人類は新しい進化のトリガーを引く時期に来ている。
現状の平均的初潮年齢に対応して10歳位児による妊娠、出産、子育てをしっかりと支える、社会的システム=コミューン?を創出すべきだと思います。

早婚と多夫多妻制(乱婚?)の中で新しい人類が生まれる。
安斎利洋2008年07月28日 03:28
ネオテニーが進化に寄与するという説は、面白いですね。生殖年齢が高くなると、環境に適応しない遺伝子が淘汰されやすくなるから、環境に対する「はまり役」が優勢になる。生殖年齢が低いと、環境の淘汰をかいくぐって、環境に適応しない遺伝子が残る。つまりネオテニーは、あたりまえの適応でない、はまり役でない、意外性のある適応を発見できるということなんでしょう。ネオテニーは、「実験的」ということですね。

これから地球環境は、予測しづらい時期に入ってくるだろうから、既存の環境への「はまり役」は必要なくなってきますね。「自然がいちばん」というのが、いちばんエコでないのかもしれない。

東大の原島さんが、過去の平均顔と現在の平均顔から、その延長にある未来の平均顔を算出していますが、かなりの童顔でした。

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