安斎利洋の日記全体に公開

2005年02月05日
20:29
 もしも人生に特許があったら
「あ、花ちゃん、僕。ごめん、わかってる、もう電話するのやめようって言ったのは、うん僕の方だもんね。わかってる、いや、違うんだ、もうやめようって、あれは、変更ないんだ。ごめん。だったらかけるなって、わかるよ、ごもっともですはい。あのね、今日調べたらね、きのうの別れ方、どうもね、特許踏んじゃってるわけ。え?どこが、って、ほら、僕がなかなか切り出せないでいたら、花ちゃん言ったよね、何も言わなくてもわかってる、って。そう、あれ。で、いっき飲み、しちゃったじゃない。あれでもう2件ひっかかっちゃっててさ。うんうんわかるよ、誰にも言わなきゃわからないって。でもさ、僕はほらこういうことすっごく気になっちゃうじゃない。なんかずーっと、やり残した感じっていうの?そういういやでさ。それにもしばれたら、ほら、隣の山田さん、お引越しの挨拶のしかたでパテント踏んで、破産だってさ。もう一回、やり直せないかな。あ、僕らがやり直すんじゃなくて、あの5分のことだけでいいんだけど。そんな、黙っちゃわれると、困るんだけど、あ、もしもし、もしもーし」
 

コメント    

2005年02月05日
21:06
gilli
かなり「特許」というものと格闘されておられると思われる、
「特許」連作ですね。

デジャブは脳内特許?
音楽著作権とか、デジタルになるととても難しい問題だったりしそう。
2005年02月06日
00:55
面白い・・・
シリーズものでラジオドラマつくりませんか。
2005年02月06日
09:13
安斎利洋
誰かつないで書いてください。
もしも身体に特許があったら、とか。
2005年02月06日
10:50
みまぞう
0.特許権というのは、善人が自分の投資に応じた儲けを得るための権利でした。

1.それを、性格の悪いやつが、他人様が儲ける権利を奪う権利として使ったわけだ。

2.で、さらに性格のわるい人は、しこたま設けたやつからお金をふんだくる道具として使った。

3.そういうふんだくりの方法自体をビジネス特許として囲い込んでくれれば、みんな幸福だったのかも...。
2005年02月06日
11:46
安斎利洋
なんじゃもんじゃさん、すばらしー。究極の完結編です。
「もしも特許に特許があったら」

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