 | 安斎利洋の日記 |  |
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| 2005年02月05日 20:29 | もしも人生に特許があったら | 「あ、花ちゃん、僕。ごめん、わかってる、もう電話するのやめようって言ったのは、うん僕の方だもんね。わかってる、いや、違うんだ、もうやめようって、あれは、変更ないんだ。ごめん。だったらかけるなって、わかるよ、ごもっともですはい。あのね、今日調べたらね、きのうの別れ方、どうもね、特許踏んじゃってるわけ。え?どこが、って、ほら、僕がなかなか切り出せないでいたら、花ちゃん言ったよね、何も言わなくてもわかってる、って。そう、あれ。で、いっき飲み、しちゃったじゃない。あれでもう2件ひっかかっちゃっててさ。うんうんわかるよ、誰にも言わなきゃわからないって。でもさ、僕はほらこういうことすっごく気になっちゃうじゃない。なんかずーっと、やり残した感じっていうの?そういういやでさ。それにもしばれたら、ほら、隣の山田さん、お引越しの挨拶のしかたでパテント踏んで、破産だってさ。もう一回、やり直せないかな。あ、僕らがやり直すんじゃなくて、あの5分のことだけでいいんだけど。そんな、黙っちゃわれると、困るんだけど、あ、もしもし、もしもーし」 | | |
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