各地で溢れるようにウォールペインティングをしているBLUが、すごいストップモーションアニメを作った、とgodzi2さんから教えてもらって、見ると、うーん脳細胞が沸く。
いわば、狂気の疑似体験だ。風景は、壁は壁、廊下は廊下、というように意味(シニフィエ)に縛られているけれど、こういう悪戯をかますと、意味の外れた記号として戯れはじめ、これでもかという執拗さで沸いてくる。だから、この作品は星座作用と同根だ。
拡張現実(Augmented Reality)は現実に情報空間を重畳させる便利な情報革命だと考えている人も多いけれど、ARの本領もまた同じ戯れで、つまり狂気をはらんでいないARは死んでいる。というわけで、AR系必見。
MUTO by BLU
同じ作品の、BLU本人による投稿
http://www.vimeo.com/993998
BLUのブログページ
http://www.blublu.org/blog/