安斎利洋の日記
2006年01月16日
01:06
地面のオーラ
オーラは人の周りにあらわれるものだけれど、人の周りのオーラは地面にもあって、それは地面が更地になったときに抜いた鋳型のように現れて、はっと驚かされる。
あのうすら寒さは、なんなんだろう。駅前の文化スクールと石彫マニアのやっている喫茶店がここ数年廃屋化していて、それが今日すっかり更地になっていた。地球がそこから、深くかけているようだった。
コメント
2006年01月16日
02:20
ikeg
たてもののオーラってことではなく?それはありますよね。今度の表参道の立て替えははっきりいって僕にはショックでした。人のオーラっていえば、一番感じたのはRichard P Feynman でした。Varelaは、第一印象はいかさまじゃなぇか、でしたね。人は場所に帰属してないから、死んでもそのオーラの記憶は消えないですね。
2006年01月16日
04:40
安斎利洋
Varelaは、いかさまですか!
同潤会アパートもそうだけれど、強いオーラを放つ場所も人も、絶対に立ち入れない場所をどこかにもっていますね。最近、見通しの悪い公園はどんどん木を切って、犯罪が起きないようにしているそうです。魅力的な人間というのは、存在が犯罪的だったりするんですけどね。
2006年01月16日
05:32
miyako/玉簾
>存在が犯罪的
例えば 九十九神。
きっと妖怪が減っているのですよ。
更地のあの空しさは「妖怪が死んじゃった哀しさ」なのかもしれません。
炎帝にぽっかりと消ゆ散髪屋 玉簾
2006年01月16日
12:29
安斎利洋
地面とか建物とか物のオーラっていうのは、妖怪、トロール、天使のしわざでしたっけね、そうだそうだった。
ヤモリもそうですね。彼らは、掃除すると逃げちゃう。
2006年01月18日
23:39
MERC
オーラを感じ取ることが出来るのは、何かそのものに感情移入ができるからでしょうね。
古いものであったり、曰く付きのものであったり、自分の経験に根ざすものであったり。
人に感じるオーラは、尊敬の念、憧れ、恐れ、理解不能な圧迫感なんかの現れかもしれませんが、大地、地面に対してオーラを感じられた安斎さんはもしかしたら大地の神に対して自然にこうべを垂れることの出来る神主のような霊感のある方かもしれませんね。
芸術家の方は自らはあまりそのことを自分から宣言されないけど、生きとし生けるもののみならず、世の中の全てのもの(森羅万象とか言いましたっけ)に対し、畏敬と尊敬の念を持って接することの出来る無垢な魂をもった人たちだと思います。
2006年01月23日
17:25
あおいきく
昨日、中沢新一さんのトークを聴きに行きましたが
http://
mixi.j
p/view
_diary
.pl?id
=78070
185&ow
ner_id
=46403
3
(内容は拙ブログに)
「土地の情報を吹き飛ばすと、土地に逆襲される」とおっしゃっていました。
あと「フジが引っ越してからさえないのも、本来電波塔があるべきところではないから。アースダイブしてないんですね」とも。
中沢さん流に言えば、オーラは人の無意識と土地の相互作用から立ち現れる気配のようなものでしょうか。
2006年01月23日
23:08
安斎利洋
近所の石神井川沿いに縄文時代の遺跡がいくつかあります。散歩しながら雑木林の中に沈む夕日を見て、同じ夕日を見ていた縄文人に思いをはせます。土地にそういう思いを引き起こす力がなくなったら、カイツブリにとって生き辛い世界ですね。
そういえば、星座作用のセッションは、土地を通して自分の無意識にダイブしている感覚があった。
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