(以下、もし既存のアイデアをスキップしていたら、無知を指摘してください)
オブジェクト指向のハイアラーキーは、あるメンバーがそのクラスの特殊性として定義されていなかったら、ひとつづつ上流の特殊性を検索して、ルートの普遍的なクラスまでいたる、という動作をする。
しかし、たとえばクラスAがクラスBの差異として定義されていて、クラスBがクラスCの、クラスCがクラスDの差異として定義されている場合、Aのクラスに定義されていないメソッドはBから検索するが、Cからは検索しない、というやりかたはどうだろう。
つまり、ABCDはどれも似てはいるけれど、AとDをくくる概念はないようなゆるやかなカテゴリーモデルに対応する。いわば、家族的類似によるプログラミングパラダイム。