安斎利洋の日記全体に公開

2005年12月10日
00:05
 シンクロニシティ
近所の公園で、イチョウの落葉の中から百円玉を拾った。

デパートで食事をし、支払いのときに百円玉を落とした。
どこかに転がっていってしまった。

彼には意思があると思う。

(ただし同じ百円玉かどうか不明)
 

コメント    

2005年12月10日
00:27
しゅわっち
多分同じ百円です.

「金は天下の回りもの」を自ら実践する「おかねたち」がいるって,何かで読みました.
2005年12月10日
00:47
びすけっと
いや,違う百円です.

ただし,安斎さんと同じ日に同じ経験をした人が7人くらいいて,
その人たちの間で百円が回ったのです.
2005年12月10日
00:48
びすけっと
まちがった,螺旋だ.
2005年12月10日
00:51
H.耕馬
それは、シンクロニシティじゃ無くて「船頭さん」と「お客さん」の関係では?

お金様は、自ら移動したいときに、移動したい方向の船頭さんの船(財布)の中に乗っかる。
で下船したいときに、何かの対価として出て行く。

お金様は寂しがりなので、お客さんが多い船に集まるのだそうな。
2005年12月10日
01:06
安斎利洋
さらに精密に思い出すと、100円玉2枚を落として、1枚はレジのおねーさんが拾ってくれたんだけれど、もう1枚はどこかに転がっていってしまったのです。逃亡者は替え玉だった可能性もある。お金はみんな、グルである可能性もある。

金は天下の回し者なんじゃないか。
2005年12月10日
01:25
H.耕馬
>金は天下の回し者なんじゃないか。

だとすれば安斎さん、その逃亡した100円玉に何か情報を搾取された訳だ。何かやましい秘密情報とか持ってました?
2005年12月10日
01:29
安斎利洋
耕馬さん、実はすごいことを言ってるのかもしれませんよ。貨幣がエージェントシステムだったら、世界はどう変わるか。
2005年12月10日
01:37
びすけっと
なんか,利己的な遺伝子みたい.

お金にとっての目的ってのはなんだろう.後世に残すというのじゃなくて,
渡り歩くことなのか.
2005年12月10日
01:38
H.耕馬
イエイエ、全然凄くない。それを耕馬に教えてくれたのは、中村さんだもの。目を描くときに周りを描くと目が見えてくる、ってヤツ。
ARTの世界では常識として以前から行われて来た事。
それをただ、情報の世界にマッピングしただけ。
2005年12月10日
01:41
H.耕馬
>利己的な遺伝子みたい.
そういう解説を行っていた科学番組を見た事があります。
人間や動物は、DNAのための船で、彼らを未来に送り届けるために生かされているのだそうな。

人間は、自ら生きるのでは無く、他から生かされている、という宗教の一節は、DNAによって作文された?
2005年12月10日
01:46
H.耕馬
>お金にとっての目的ってのはなんだろう
お金がもし本当にエージェントだったら、お金自身に目的は無くてもOKですよ。エージェントを操ってコマンドを出している存在が、どこかに居るハズですもの。
2005年12月10日
02:22
安斎利洋
エージェントへのコマンドは、最初にビルトインしなくちゃだめですよ。

ヨドバシカメラのポイントは1年で消失するから、1年以内に「まわりもの」になるように仕組まれている。そういう類のコマンドでしょうね。
2005年12月10日
03:03
H.耕馬
なるほど。お金エージェントの1つ1つは、わずか数バイトの情報しか持てない、バカなヤツでも良いわけですね。

1人の人間を通過するお金の数量分だけ情報の奥行きが増えて行くのだから、時系列で積分していけばかなりな情報が得られる。

で、最初の話に戻ると。。。
通常は毎日、普通に出たり入ったりするお金エージェントの情報で十分なハズなのに、わざわざ逃亡を企てた100円に搾取された情報って何?
何か緊急性の高い秘密とか。。。:-)
2005年12月10日
04:29
イトカワ
10円拾ったラッキー!と思った数日後に八百屋でおつりを10円少なく間違えられ、でも10円くらいで釣り足りない。と言えず。結局そうゆうもんですわ。
2005年12月10日
08:48
安斎利洋
>わざわざ逃亡を企てた
彼は100円ショップの屈辱に耐えかねて、銀河鉄道に乗ろうと旅立ったのでしょう、の元ネタは泳げタイヤキくん。
2005年12月10日
10:33
H.耕馬
>1年以内に「まわりもの」になるように仕組まれている。

安斎さん、これ今、読んだら凄い事だよ。すべてのお金に賞味期限をつけちゃうの。「この1万円札は、12月26日には消滅します」とかね。そうしたら、クリスマスにはみんなこぞってお金使う。

それよりも、貯金という概念を無くしちゃって、みんな宵越の銭を持てなくしちゃえば、イヤでもお金が流通しますし、貧富の差が今よりも改善されちゃう。

って言うネタは、この日記には合わないよね。。。(^_^;
2005年12月11日
00:33
nao
1枚の百円玉から、こんなに話が広がるなんて...。
オモシロイですねっ!楽しく読ませて頂いております。

>すべてのお金に賞味期限をつけちゃうの。
に似たお話、『エンデの遺言』って本で読んだことがあります。

うまく説明できないので... リンクしちゃいます。
http://www3.plala.or.jp/mig/will-jp.html

「お金は老化しなければならない」という考えのもとにオーストリアの地方で試された地域通貨だそうです。そのお金は、翌月になるとそのお札の額面の"1%のスタンプ"を貼らないと使えなくなるという仕組み。

今ごろ、百円玉くんは、どこでどんな歌を歌っているのでしょうか...。
  毎日、毎日、ボクらは〜♪
2005年12月11日
01:26
H.耕馬
gureさん、こんばんわ。
『エンデの遺言』面白いですね。

(以下引用)「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と株式取引所で扱われる資本としてのお金は2つの全く異なった種類のお金であるという認識」(以上引用)

なんか、為替とか株で儲けるのって、このサイトでも語られている錬金術みたいです。お金でお金を売り買いして儲けるなんて、なんか納得行かない。生産活動という匂いが全く無い。

ここで強引に安斎さんの話にくっつけると、知性のあるお金やお金エージェントは、貧富の差を減らしたり、お金でお金を売り買いするような不健康な状態を抑制する事が可能かも。逆にアクセル踏む事も出来るんですが。。。。

>毎日、毎日、ボクらは〜♪
鉄板で焼いても食べられません(@_@)
2005年12月11日
02:18
安斎利洋
鈴木健さんの伝播投資貨幣picsy (http://www.picsy.org/) は、まさにそういう貨幣です。
2005年12月12日
06:15
nao
H.耕馬さん、おはようございます。
ご興味を持って頂きどうもありがとうございます!

この本を読んで、"お金"に対する認識が変わりました。
と言っても、本の中身をどこまで理解できているか自信はないのですが...。
考えるきっかけになったというレベルです。

>お金でお金を売り買いして儲けるなんて...
こういうことが起こってから、お金の本来の役割が変わってきてしまったんですね。
これを知ったことが目からウロコでした!

伝播投資貨幣picsy、初めて知りました。
鈴木健さんの論文を見つけて、読んでみました。
とってもおもしろいっ!です。

わたしの中で、勝手に興味が広がっただけで^^
建設的な意見を書き込むことができなくて、スミマセン。
(まだまだ理解ができなくて...)

>知性のあるお金やお金エージェント
と、"人が人の中で役割を果たしていく"と言う関係をじっくり
考えてみようと思います。

いろいろどうもありがとうございました!

>毎日、毎日、ボクらは〜♪
鉄板で焼いても食べられません(@_@)
歌っていただき、ありがとうございます♪
2005年12月12日
11:37
俳胚
昨日、両国、元禄市の出店で7枚百円硬貨を使いました。
全てれっきとして稼いだ硬貨(ただし、宝くじの当たり)。
それで安売りのお箸を7膳を仕入れました。
これから週間サイクルで箸の使い回しをします。
多分、料理味に妙味が加わることを期待しています。
2005年12月13日
00:47
安斎利洋
7膳の箸は、きっと曜日によって差が出つつ、だんだん摩滅していくんでしょうね。物や労働の交換であるお金が摩滅しないのは、確かに変ですね。
2005年12月13日
09:13
俳胚
伊勢神宮を20年サイクルで修復する日本人は箸が摩滅した頃、それを供養して処分する知恵を見につけています。

摩滅しないお金は出来るだけ早く他人の手に廻す、
サイクル運動に乗せるべき存在であり、
間違って長く蓄積するのは慣習違反。

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