安斎利洋の日記全体に公開

2005年12月08日
01:16
 カンブリアン文書
コンピュータを創作の手段としてきて以来、CコンパイラがCで記述されている、ということにどれだけ勇気づけられたことか。

カンブリアンゲームのような「思いつきの連鎖」をカンブリアン文書と称し、カンブリアン文書とは何かについて、カンブリアン文書で書いてみようと思う。
 

コメント    

2005年12月08日
02:12
H.耕馬
そりは、リレーでマニュアル書くみたいなもん?
2005年12月08日
02:16
>カンブリアン文書とは何かについて、カンブリアン文書で

四次元怪獣ブルトンの時空マトリョーショカ人形のような。。
http://pulog1.exblog.jp/1415688/
2005年12月08日
02:39
安斎利洋
四次元怪獣ブルトンのカンブリアニズム宣言、みたいな。
2005年12月08日
13:53
ブートストラップ。エンゲルバートが愛する言葉。
2005年12月08日
16:26
安斎利洋
裸のCPUにモニタというアセンブラプログラムをトグルスイッチで入力していくと、ブートストラップの感動が体感できます。コンピュータを立ち上げなおすときにrebootって言うのは、もう死語かな。

健さんがインターコミュニケーション誌に書いているテキスト、
http://blog.picsy.org/archives/000325.html
これ、XMLで書かないんですか?
2005年12月08日
18:37
ぎくっとするなあ。
AJAXで論文エディタをつくろうかと思ってます。UIにアイデアが足りないんで、今度ブレスト一緒にさせてください。
2005年12月08日
19:21
ブートストラップって、ブーツの踵の上の引っ張り上げるヒモのことですよね。
2005年12月08日
19:25
安斎利洋
>論文エディタ

ヴィトゲンシュタインですね。

XMLベースのドキュメントなら、グラフィックスでも数式でもどんどんプラグインで拡張できるようなエディタを、友人がジャストシステムで作っていましたが、あれどうなったんだろう。
2005年12月08日
19:43
安斎利洋
>ブートストラップって、ブーツの踵の上の引っ張り上げるヒモのことですよね。

そうです。CPUのコードを使って、人間が使いやすいアセンブラのプログラムを作り、アセンブラで高級言語の処理系を作り、高級言語でアプリケーションを作り、というように紐を編み上げていく。
コンピュータが立ち上がるときも、昔は最初にBIOSを外からロードするための小さいローダが立ち上がり、BIOSがOSをロードし、順次大きいシステムをその都度組み上げていきました。Xpが立ち上がるのが遅い、なんて文句言えないわけ。
2005年12月13日
01:29
mywkfmnr
連鎖の木が爆発して巨大になったらどうすしますか。
私は、graphvizをツールとしてよく使いますが、巨大なグラフが生成されたら処置に困ってしまう。いわば、木につたが絡みつき、キノコが生え、枝枯れも起こして荒れ放題になっている状態。これらを刈り取ってやり、良い枝を選定してやると、すっきりした木が見えてくる。
graphvizではむずかしい、そんな操作が簡単にできるようになるといいですね。
2005年12月13日
01:54
安斎利洋
mywkfmnrさん、いいところ突いてきますね。
カンブリアンの木をどう剪定するかというのは、ずっと大問題です。技術の問題として考えることもできますが、多数の作者による知識をどうやって鍛えていくか、どう高めるのかという文化の問題でもあります。
無視される枝が枯れていくような仕組みは簡単なんですが、無視される枝が必ずしも価値がないわけじゃない。
同じ木が、そのときその人のビューによって簡単に単純化できるような仕組みを、作ろうと思っています。
2005年12月13日
02:16
パイナップルの実って、何故上に葉っぱがはえてるかってえと、
パイナップルの花はもともとブラシのように咲くのだけど、
それが、一斉に実を結ぶんですって。
だからあれは沢山の実が押し合いへし合いくっついて、ああいう形になっているのだそうです。今日子供向けの科学の本で知りました。

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