安斎利洋の日記
2005年11月06日
13:13
ソフト売り場のポストモダン
秋葉原ヨドバシカメラのソフト売り場で、ふと空虚な気持におそわれる。ウィルスを撃退する、Windowsを速くする、DVDをコピーするなどなど、売り場で一番目立つ平積みが、PCソフトを操作対象にするPCソフトばかり。
いつのまにかPC業界、自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回る子犬みたいになっている。
コメント
2005年11月06日
14:26
H.耕馬
>自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回る子犬みたいになっている。
で、最終的には黄色いドーナツ型のバターになる?
2005年11月06日
14:31
安斎利洋
トラが回るとバターになるけれど。
イカリングくらいかな。
2005年11月06日
14:48
noriko
>トラが回るとバターになるけれど
絵本の中でこのホットケーキおいしそうだった・・・。
2005年11月06日
14:51
H.耕馬
これらは、良く言えば、PCを使い良くするソフト。
ちょっとイジワルに言えば、Windowsの欠点を補うソフト。
うんとイジワルに言うと、マッチポンプなソフト。
ウィルス撃退ソフトのメーカーには、秘密の新ウィルス開発部隊が居るってのは昔から「まさかね」とみな思っていても無くならない噂。本当に都市伝説かしら。。。?
2005年11月06日
14:57
H.耕馬
>絵本の中で
この絵本、タイトルの問題で一時期発禁になってましたよね?
絵本の中身は可愛らしい絵が満載な、のほほんとした内容だったのに。。。
差別の問題は重要ですが、このタイトルが差別?っていうのは当時とっても不思議でした。
2005年11月06日
15:12
ヒマナイヌの川井
>自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回る子犬
なるほど。
2005年11月06日
15:41
びすけっと
そういえば,操作性を簡単にするソフトはまだないですね.
Windowsを100倍優しく使えます.
メッセージの意味がわかりやすくなります.
データは絶対に消えません.
あと,子供用とかお年寄り用にアレンジするとか.
2005年11月06日
15:59
やすこ/C
パソコンでいろんなソフト使っていると、
大事なのは、「出来ないこと」を知ることかも、と最近思えてきました。
あの絵本のホットケーキ!
あの絵みたいに厚くて、黄色くてこんがり焼けているのを食べたくて、なんどチャレンジしたことか。
現実世界で一番近いのは、今あるか分かりませんが、珈琲館の銅版で焼くホットケーキ。昔ウエイトレスのバイトしていたときに、おやつによく焼いてもらいました。たしかすごく安かったような記憶。。。
2005年11月06日
16:07
安斎利洋
>うんとイジワルに言うと、マッチポンプなソフト。
同じ会社に火種と火消しがいたら大問題だけど、でも火消しや、火消しを取材する記者に放火犯がいるっていう話は、どうしても起こりがちなことだと思いますね。
こういう、パソコンを持つことによって生じたマイナスを0に戻すような種類のソフトは、高額で売れちゃいけないと思うんですよね。マーケットになれば、マッチも増える。
ウィルスバスターみたいなのは、パソコン業界全体がお金を出し合って開発して、無料配布すべきです。
2005年11月06日
16:26
H.耕馬
>大事なのは、「出来ないこと」を知ること
やすこ/C さん、これは教育の基本でもあると思います。
出来ない事が分かれば、出来る事の範囲はおのずと分かります。
>Windowsを100倍優しく使えます.
もちろん、今のPCは使いにくいし、製造側としては、こういった向上努力を続ける事は良いと思います。でも、教育の機会を失わせます。
昨日、空港で待ち合わせしていたときに、学生の団体が記念写真を撮り合いっこしていました。そのとき荷物は待合室のソファーに置きっぱなし。1つのバックなんか、口のジッパーまで開けっ放しで、中には財布らしきものまで覗いています。
ここが海外の空港だったら、泥棒さんに「どうか持っていって下さい」とノシ付けてあるのと同じです。
PCのデータが消えないように、ソフト側で何重にも安全策を取っていても、「データは小まめに名前を付けて保存しましょう」という教育は無駄にはならないと思います。
痛い目を見るシミュレーションソフトというのは、いかがでしょうか?
2005年11月06日
16:39
小林千早都
>自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回る子犬みたいになっている。
それって本末転倒なのか、便乗商法の上塗りにつぐ上塗りなのか。
でも、これでvistaをはじめとする次期OSたちが、
自ら暗号化をやったりウィルス退治や予防をやったりしたら、
商売あがったりな人が増えるわけですよね。
2005年11月06日
21:33
gilli
しっぽを追っかけてまわる子犬は楽しそうだけども。。。
2005年11月06日
21:36
H.耕馬
しっぽを失ったサルの子孫は、追っかける物も失って楽しくない?カナ。。。
2005年11月06日
22:43
びすけっと
耕馬さん
解は2つあって,現状を変えずにそこで上手く生きる方法を教えるのと,
現状を変えるように努力する.コストの違いがありますが,
コストが低ければ後者を選びたいですよね.
空港の話も,他人のものを盗っちゃいけないという道徳教育を
世界中に広めるという壮大な目標があるはずなんですが,
コストが高すぎるので,自分のものは守りましょうということになる.
データが消えないPCなんて,10年前ならコストが高かったですが,
今はそんなことないから,理想を求めたほうがいいと思うんです.
あと,OSの独占という現状に対して競争をどこに導入するかという
意味では,そういうOSをパワーアップするソフトが自由競争で売ら
れるのはいいことだと思います.そのかわり,OSの値段をもっと下
げるべきです.
2005年11月06日
23:34
imochang
>OSの値段をもっと下げるべきです.
はい、下げて欲しいです。
私はシステムに弱いMAC遣いなので、お門違いな話になっていたら申し訳ないんですが、私にとっては、今のOSもソフトも不要な機能満載なのです。要らんのです。うっとーしいくらいなんです。
もっとソフトやOSがシェイプアップされれば、OSを早くするソフトってのも、要らないような気がするんですが・・・素人意見です、すいません。
ずーーーーっと昔のことですが、アメリカのソフト開発者に「あなたがソフトを開発する上で気にすることは何か?」というインタビューをしたところ、上位には「自分が認められて給料が上がる」や「他のソフト会社を出し抜く」などといった項目が並び、「ユーザーの利便性」や「ソフトの使いやすさ」などは、ずっと下のほうだったことを、思い出しました。
2005年11月06日
23:37
H.耕馬
びすけっとさん、
>コストが低ければ後者を選びたいですよね.
そう、来ると思っていました。ヽ(^.^)丿
おっしゃる通り、解は2つあります。ただ、耕馬の軸は「コスト」では無く「頭を使う」です。コストが高くとも安くとも、人間から頭を使って判断する機会を奪ってはいけないと思うんです。
そんな、「PCのデータが失われるカモ知れない」といった、瑣末で本来なら不必要な事に頭を使わせるのは無駄だし良くない、という考えには一理あります。平常に動作しており、データの安全性を高めたPCならば、データの安全性に対して、普段は全く頭を使う必要はありません。
しかし、PCの異常時つまり「イザとなった時には」中身がブラックボックスなだけ、手も足も出ない事になる危険性もはらんでいると思います。
便利で何も考えなくともうまく行く、それを目指すというのはある種危険だと思うんです。サバイバルできないという意味でですが。
毎日のお昼に何を食べようか?そんな些細な事でも、頭を使って考える方がクリエィティブで素晴しく感じるというのは考えすぎでしょうかね?
もっとも普段、頭を使いすぎているから、昼食ぐらい何も考え無いですむ日替わり定食が良いよ、というのは妨げません。(^_^;
2005年11月07日
00:14
びすけっと
> そう、来ると思っていました。ヽ(^.^)丿
しまった...
でも,僕はいまだに,あれだけ注意を払っていても,ファイルを消して
しまいます.バックアップのプログラムが動いているはずだけど,そ
こだけ対象じゃなかったり.
でも,ログファイルシステムにすれば,絶対に消えないんですよ.
途中で電源が落ちても.それを知っているだけに腹がたつ.
ちょっと長くなりそうなんで,自分の日記に戻ります.
2005年11月07日
00:59
H.耕馬
びすけっとさんの片歯の柄付きコンピュータが実現する事を期待しております。
耕馬はサバイバル出来るようなタフな人間を増やせるように教育でがんばってみたいと思います。
>それを知っているだけに腹がたつ.
知は時に、幸福へのツールにはならないようで。。。
2005年11月07日
01:15
びすけっと
本当の理想からすると,僕の考えは実はViscuitLandで出来るだろう
ことしか言っていないので,ずるいんですが.
僕が気にしているのは子どもですが,大学の教育はおっしゃる通り,
一度は下からやらないとダメですよね.そうじゃないと,次の改革の
担い手にはなれない.
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