あれよという間に一週間の昔話になってしまったが、ワークショップコレクションは予想をはるかに超える大盛況で、成功でもあり、ワークショップ環境として失敗だという意見もあり、それはともかく「マチスましーん」の木は、やはりすばらしく、数日中に公開予定です。
来ていただいたかたがた、とりわけ、そのままお手伝いとして拉致されてしまったかたがた、本当にありがとうございました。この人たちの人件費をまともに払ったら、どうなっちゃう?
ワークショップの様子
毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/elearningschool/class/archive/news/20070702org00m040063000c.html
中村日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=484729779&owner_id=64544&comment_count=19
さて、このイベントで印象的だったのは、はじめてナマで見る「お受験」の群。たまたま「慶應大学」で行われた「子どもイベント」だけれど、この組み合わせに「発火」してしまう膨大なひとたちがいることに、僕らは誰もあらかじめ気づくことができなかった。
「ムービーカード」では、二日目から親は立ち入り禁止にした。僕らのところでも「〜ちゃん、その絵じゃなくてこっちの絵を選ばなくちゃだめでしょ」と子どもの頭上から指示しているマリオネット複合体が侵入していた。
イベント当日、三田駅前で弁当を買っていたら、参加者と思われるスーツ姿の母親が子どもを叱りつけている「ちゃんとしなさい!」。後日、事情通から聞いた話によれば「三田の駅を降りたときから戦いは始まっているのだ」と焚きつけている塾があるそうだ。
このかたがたには独特の情報ネットワークがあり、集うとまずハンカチ王子の悪口から始まるそうだ。ワークショップコレクションがどういう回路で受験に役立つのかわからないけれど、「お受験」という長期ワークショップの一部とみなされたのだろう。