安斎利洋の日記
2005年10月08日
04:44
バフチン
『小説の中で作中人物(他者)が作者から独立して動き、両者が対話的関係に入る。これは他者が作者=自己の内に住むからである。自己の中には無数の他者の声が常に鳴り響いている。自己は他者を孕みつつ世界に対して外に立つ。他者との対話にあって自他の枠組みははずれて常軌を逸脱し、高尚(こうしょう)と猥褻(わいせつ)が混じり合ったカーニヴァル的世界の中に無化されてゆく。』
(バフチン―対話とカーニヴァル 現代思想の冒険者たち 北岡 誠司 (著)
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より)
この風景は、カンブリアンだ。
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