2007年04月09日 00:19
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これが自分の身体のもつエネルギーなのかな?
マグマのような. |
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2007年04月09日 00:36
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指筋肉の生理的振戦が聴こえているのでは。
サッカードは有名ですが、
知らないうちに身体全体も音をかなでています。 |
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2007年04月09日 01:02
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>マグマのような
ほんとだ。目をつぶると赤いイメージの音ですね。
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2007年04月09日 01:07
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>指筋肉の生理的振戦が聴こえているのでは。
そうなんでしょうかね。ということは、筋肉の少ない身体の部位を聴けばわかるか。(と、エロいことを考えてしまう)
もしそうなら、ロボットの手は、サーボがこのくらいのノイズを出さないと、人間には追いつきませんね。 |
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2007年04月09日 03:18
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子供の指は細いので、思いのほか奥に入ってくるから危険です☆ |
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2007年04月09日 05:51
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>子供の指は細いので、思いのほか奥に入ってくるから危険です☆
それは、きわめてスリリングです。
スリル(thrill)には、振動という意味がありますね。
血管系の異常振動音、という意味もある。
ぐぐぐぐぐ、というより、ぞくぞくぞくぞく、か。 |
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2007年04月09日 09:06
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面白いですねぇ。確かに、「ぐぐぐぐぐ」という表現が適切な何かが聞こえますね。
> ためしに、鉛筆やペン(もちろん尖ってない方)で塞いでみると、何も聞こえない。
これ、頭の丸い太目のボールペンを耳に少し強く押し付けて、試すと、やっぱり、ぐぐぐと音がします。(4色ボールペンの太目のやつで試しました。)
ボールペンを握る力を強くすると音が強まる感じがして、耳に押し付ける方向の力を強めても音は変わらないようですから、手の筋肉の緊張の音(振るえ)を聞いているようですね。
ボールペンを手で持たないで、何かを支えにして、押し付けるだけだと聞こえなくなります。
両手を使うと、左右で同期しているような感じも確かにするし... |
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2007年04月09日 10:40
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Mon oreille est un coquillage
Qui aime le bruit de la mer.
ジャン・コクトーは、指をつっこまずに、貝殻を耳に当て、体内の原始の海の音に耳を傾けたんですねたんですね。 |
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2007年04月09日 17:08
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>手の筋肉の緊張の音(振るえ)を聞いているようですね。
指の第二関節(指の真ん中のしわしわ)に壁をあててみると、音が止まりますね。音源がこの先にないためか。あるいは、支えられて筋肉が休まるためか。
>コクトー
私の耳は貝の殻/海の響きを懐かしむ
ですね。 |
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2007年04月11日 02:21
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2007年04月11日 03:10
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血流だとすると、音が止まる条件があるのが変ですね。
こういう実験をしてみました。布団に横になり、枕に片方の耳をあて、上になったもう片方の耳に、なるべく手に力をいれないようにして、耳の穴に指を入れます。力を抜いていっても、なかなか完全に弛緩させることは難しいのですが、じっとしていると、だんだん「ぐぐぐぐぐ」が「トトトトト」になり、「ト、ト、、ト」になり、そして止まります。やはり、筋肉由来なんじゃないでしょうか。ロボットのアクチュエーターが、ギュギュギュ、ギュイーンと鳴っているようなものなのかな、と。 |
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2007年04月11日 12:29
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ど忘れしたコメントをやっと思い出しました。
ロボットも静止状態ではジジジジジと振動しています。サーボなどフィードバックのかかったシステムはなんでも、収束点付近で微細な振動をしてます。実用上は誤差の範囲なので無視してる現象です。
でも触るとわかるし、ちゃんと分析するとたいていカオティックです。静止摩擦に関連した微小な非線形運動なので。 |
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2007年04月11日 15:43
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>静止状態ではジジジジジと振動しています。
なるほど。
サーボは、無負荷なら指と同じように振動が止まるんでしょうね、おそらく。サーボはモータとポテンションメーターで閉じた負帰還だから、それ自体は単純なアトラクタに落ちる。負荷がかかると、そこから飛び出して、飛び出すことで負荷が変わるから、カオスになる。
人間の筋肉は、角度センサーでフィードバックしているわけじゃないですよね。センサーは、筋肉のテンションでしょうか。サーボのように、一対一で閉じたフィードバックはないんでしょうか。もっと遠くから帰還がかかっている。だとすると、よりカオスが生まれやすい。ってことかな。 |
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2007年04月11日 17:21
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>センサーは、筋肉のテンション
筋紡錘というセンサーで伸び具合を計ってます。結果としてテンションを計ることになるあたりは、ストレインゲージが金属の伸びを電気抵抗で計って力を計るのと原理が同じなのがおもしろいです。
身体のフィードバックは近いの(脊椎)と遠いの(小脳くらい)と多段に同時にかかっているはずです。たしか。
近い方の反射をごまかすテクニックはPNFストレッチっていうので知られてます。ゲインを人為的に下げてやらかい体をつくるっていうものです。 |
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2007年04月12日 03:21
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PNFストレッチ、やってみよう、と思ったら相方が必要なんですね。 |
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2007年04月14日 19:13
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2007年04月14日 22:42
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見ました!
なんだ、すごいシンクロだったんだ。
手を離すと音が消える。血液を止めても音が残る。などなど、ここでの推論過程と同じなのが面白かった。筋音、という名称なんですね。
原因は、筋肉の束が交代で休むからだ、と言っていました。モーターのサーボの振動とは、原理が違うということになりますか。
面白かったのは、グリマルディ(1618-1663)が、体の中を動き回る精気の音とした、という話。「身体のもつエネルギー」という話もここでありましたが、心理的にはいちばん納得できる説明ですね。 |
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2007年04月15日 02:11
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> 今日14日の夜10時NHK、解体新ショーです。
残念! 見逃してしまった。
でも、どんなことを知りたいか考えて見ました。
まず、取りあえず、指(手)の振動をきちんと測定することですよね。
オシロスコープで視覚化した波形が見たい。
どの指、腕のどの筋肉がその振動を作りだしているのか、力を入れている状態とどう関係するのか知りたい。
筋電との関係などが分かるとよいですね。
次に、振動がどうして、「音」として聞こえるのか、その過程が知りたいですね。
問題の筋肉の振動は可聴域外の低周波なのだとして、その周期で鼓膜が振動すれば、「音」として聞こえるのか、そうでないのか。
鼓膜が実際にどのように振動しているか、これもオシロで見ることができるとよいですね。
(鼓膜の振動を直接観察する技術ってあるんでしょうかね。)
次に、音でない振動が結果として、内耳の基底膜や有毛細胞をどう振動させているのか知りたいですね。(鼓膜の振動のレベルで可聴域の振動があるなら、あまり問題にする必要がないかもしれませんが。)
基底膜の振動になると、観察するのはますますむずかしいんだろうな。
次の段階は、基底膜までの音の物理的現象(ものの振動)にない音の知覚(人は基底膜の振動と対応しない音を聞いてしまいます。視覚で見えない色を見るのと同じように)があるのかどうかというところですが、これはさらに難しそう。
そもそも、「指の音」は聞こえるのですが、一生懸命聞いても、聞こえているものが何なのか、いまいち知覚的にはっきりしないところが嫌ですね。
NHKの番組、再放送でも探してみよう。 |
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2007年04月16日 02:04
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>まず、取りあえず、指(手)の振動をきちんと測定することですよね。
>オシロスコープで視覚化した波形が見たい。
僕もそう思いました。テレビではスペクトルを出して、10Hzにピークがあると言ってましたが、横軸は周波数じゃなくて時間で見たかった。
10ヘルツの正弦波は耳に聞こえないけれど、パルスは倍音が聞こえますね。いくつもの低周波が重なっていれば、あんなノイズっぽい音になるんじゃないかな。でも、たぶんパルスは不整脈のようなカオスになってるんじゃないか、と、これは想像ですが。
骨振動マイクを聴診器につけたものを持っている人がいます。彼をここに呼んでこよう。
youtubeには、まだ解体新ショーはあがってないみたいですね。録画しておけばよかった。 |
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2007年04月16日 08:47
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> テレビではスペクトルを出して、10Hzにピークがあると言ってましたが、横軸は周波数じゃなくて時間で見たかった。
そうですよね。私も、元の波形とスペクトルと両方あれば、実態がずいぶん「分かった」気になると思います。
手の振動自体と鼓膜の前の空間での空気の振動(音)と両方見せて欲しいですね。閉空間が作られることの効果がどれぐらいあるのかな。
パルスを低周期(10Hz位で)で耳に送り込んだとき、実際、どんな聞こえが生じるのか、聴覚に詳しい人に聞いてみましょう。
> youtubeには、まだ解体新ショーはあがってないみたいですね。録画しておけばよかった。
再放送が木曜の夜(16:20分か)あるみたいですね。 |
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2007年04月16日 19:47
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>閉空間が作られることの効果がどれぐらいあるのかな。
番組では、筋音を腕から直接拾って聞かせていました。耳とは切り離せる問題だ、ということのようです。
>私も、元の波形とスペクトルと両方あれば、
>実態がずいぶん「分かった」気になると思います
カオスはフーリエだけではわからないですね。文体とは単語の出現頻度だ、としてしまうような話です。 |
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2007年04月18日 04:27
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ちょいと多忙のため、斜め読みしかしてませんが、要素として、頭蓋内の共振という要素がないように思いました。
外耳道、もちろん鼓膜に振動が加わったら頭蓋骨に振動が伝わると思うので、その共振があるはず。
たしか、家に専門書が。。。
ちょっと、余裕できたら、また参ります。
仕事かなり、ダッヂロールぎみなスパイラルなのでしばらくかかりそうですが(トホホ。 |
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2007年04月21日 12:26
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再放送も見逃してしまったのですが...
K先生の実験室で、低周波の音を聞かせて貰いました。
> 10ヘルツの正弦波は耳に聞こえないけれど、パルスは倍音が聞こえますね。いくつもの低周波が重なっていれば、あんなノイズっぽい音になるんじゃないかな。
とりあえず、数10Hzの正弦波を聞いていみると確かに、ちょっと似た感じの音になる印象を持ちました。
また、低周波の矩形派を直接聞くと、高調波が聞こえて、ビリビリとした音に聞こえます。(発振の回路やヘッドフォンなどの忠実性の問題がいろいろあるようですが。)
ますます、鼓膜の前の音の実際の波形を見たくなりました。
ついでに、高い音どこまで聞こえるか試してみたら、12kHzまでしか聞こえなくて、K先生に完敗してしまいました。
ちょっと前まで、テレビのブラウン管の音が聞こえていたのに... |
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2007年04月21日 22:11
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10Hzのサイン波は、聴こえるんですね。
おそらく、10Hzに対応する有毛細胞はないけれど、外耳かどこかでひずみが生じ、ほかの周波数を聴くことができるんでしょう。もしそうなら、人間は10Hzのサイン波を聴くことができる、というべきでしょうね。
>ちょっと前まで、テレビのブラウン管の音が聞こえていたのに...
僕も昔、駿河台下で信号待ちをしていると、交通違反取締りのネズミ捕りの音が聞こえたんですが、いまじゃなんにも聞こえません。
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2007年04月22日 17:43
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> 10Hzのサイン波は、聴こえるんですね。
等ラウドネス曲線
(http://en.wikipedia.org/wiki/Equal-loudness_contour)は確かに、音の「聞こえ」の一つの現実を表してもいるのでしょうが、音の聞こえのごく限られた一つの側面を示しているのに過ぎなくて、「指の音」のざわざわする「聞こえ」を理解するためにはあんまり役に立たないのですよね。
現状の音の聞こえに関わる学問は、生活の中の音の聞こえのリアリティを記述する十分な枠組みをいまだに提供していないのではないでしょうかね。音声認識のシステムが現状から進展しないのもこの辺りに基本的な原因があるのではないかと思っています。 |
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2007年04月22日 23:51
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等ラウドネスって、どうやって測るんでしょうね。交互に鳴らして、同じ強さを主観的に判断するんだろうか。等色関数を測るのは、並べて同じ色になるようにするんでしたよね、たしか。
こういうデータが、音響や色彩に関する技術の基礎になっているなら、ここを間違うととんでもないものを落としている可能性がありますね。 |
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2007年04月23日 20:18
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> 等ラウドネスって、どうやって測るんでしょうね。交互に鳴らして、同じ強さを主観的に判断するんだろうか。
そのようですよ。1000Hzの一定の大きさの音をまず聞き、次に別の周波数の音を聞き、この音の「大きさ」が前の1000Hzの音の大きさと同じになるように、ダイヤルを回すなどして調整するという手続きで測定するようですね。
色の場合の「等色」は二つの色が視野の中心で区別できないように調整するので、こちらの方がやりやすそうですね。これに比べて、ラウドネスは二つの別の音の大きさを時間を隔てて判断するので難しそう。
所詮、主観的に聞こえている音に物理的な実体が伴わないことも少なくありませんから、等ラウドネス曲線が聞こえの解明に果たす役割は限定的でしょう。
(Phonemic Restoration、空耳、幻聴など) |
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