安斎利洋の日記全体に公開

2007年01月14日
04:43
 地球デカルコマニー
ひきつづき、リクエストにおこたえして。

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森の地面にねそべって空を見上げると、、、千葉の付け根

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広域で見る東京デルタ。荒川に流れ込むS字の河岸段丘に注目。拡大すると

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これらは、かつて多摩川が荒川に流れ込む支流だったときの、痕跡か?(仔細は昨日の日記)朝霞あたり

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国分寺崖線 野川ぞい

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その付け根 にこたまあたり

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画面中心は中野坂上。神田川を挟んだ対岸が、十二社(じゅうにそう)

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画面中心は溜池山王。赤坂の谷は人工的な直線で整えられている

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多摩川支流の乞田川

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乞田川に面して、永山、多摩センター

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北区の荒川に面したみごとな崖線。そこに流れ込む石神井川。出口に飛鳥山公園

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東京デルタの岬南端は、池上本願寺。ここで「500個の風鈴の音を聴く」イベントが行われた
http://mixi.jp/view_community.pl?id=34819
右のほうに、立会川

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風の通り道

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墨東の平地に、テクスチュアはあるか。画像を誇張してもなかなか出てこない。真っ黒な部分は、標高が0より小さい

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同様に、京都盆地に河川のフラクタルはあるか?
残念ながら、ここからは確認できない

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名古屋の東に広がるフラクタル

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帯広、芽室、上伏古。この土から生まれた人にこたえて
 

コメント    

2007年01月14日
05:15
大富豪家2.0
面白いですね! Google地図に重ねるサービスが欲しいです。

5mメッシュは全国のがあるのでしょうか? 10年前に50mメッシュのは使ったことがありますが、フロッピー1枚で1万円ぐらいしました...
2007年01月14日
11:18
はらこ
>墨東の平地
南側の埋立地の方が高いんですね。全部ごみの山?
2007年01月14日
12:09
あおいきく
>地球デカルコマニー
まったく驚くべき相似ですね。瀧口修造が見たら何と言うだろう。地球の詩的実験。
2007年01月14日
12:19
Mike
房総半島にくびれが見えるようで、面白いです。
2007年01月14日
12:39
osamu
すごいな〜〜、都市的フラクタルを剥ぎ取ると大地のフラクタルがあるんですね!
2007年01月14日
14:13
安斎利洋
>5mメッシュは全国のがあるのでしょうか?

残念ながら、以下の地区だけ。それぞれ7500円です。
埼玉東南部
東京都区部
名古屋
京都及大阪
福岡
http://www1.gsi.go.jp/geowww/Laser_HP/release_ichiran.html
25000分の1の地図の画像は、無料で公開をはじめています。いまどき、あたりまえですけどね。http://watchizu.gsi.go.jp/right_top.html
標高データもネットで無料配布すればいいのに。

山間部は、10mメッシュでも十分に地形が浮かんできます。
2007年01月14日
14:19
安斎利洋
>南側の埋立地の方が高いんですね。全部ごみの山?

蓋みたいなもんでしょう。

>>地球デカルコマニー
>まったく驚くべき相似ですね。瀧口修造が見たら何と言うだろう。地球の詩的実験。

新しい歌枕が作れそうです。千葉は「夜の森」。
日常空間で見慣れた形が、やはり日常空間の別なスケールに見えるのは、当然のような不思議なような。

>房総半島にくびれが見えるようで、面白いです。

東からの食い込みと西からの食い込みが入り組んでいて、いつか「ひょうたん島」化するんじゃないか。

>すごいな〜〜、都市的フラクタルを剥ぎ取ると大地のフラクタルがあるんですね!

マンデルブロが東京に来たときに「東京はフラクタルだ」と言ったんですが、違う意味ですね。
2007年01月14日
15:32
中村理恵子
>帯広、芽室、上伏古。この土から生まれた人にこたえて

ごちそうさま。

2007年01月15日
06:56
ピッピ.
すごく、面白いです。私達の住んでいる地面が、地球の上で、ある意味、生きているのだなと、実感できます。
2007年01月15日
12:16
安斎利洋
生きていますね。人間の作ったものは、必ずまた地面に飲み込まれるのだと確信します。
2007年01月15日
13:24
smi
とても、美しく、そして健康な画です。

 建築構造物のない、東京の航空写真ということで、空襲のあとの航空写真を思いついてしまったのが悪かった。"Air raid"でGoogleのイメージ検索をかけたのだけど…ただの、のっぺりした黒焦げの大地を想像していたのですが、それが何の写真なのか知らずにみても、十分につたわってくる傷ついたなにものかの画でした。見るんじゃなかった。
2007年01月16日
17:38
安斎利洋
確かに焦土は、地面のテクスチュアをさらすことでもありますね。

東京大空襲で丸裸になったのは、山の手よりもむしろ隅田川の周辺のあたりが顕著で、大江戸博物館などの展示は一見の価値があります。いまいる部屋の窓に焼夷弾が落ちる、ということを想像できるようになる。

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