安斎利洋の日記
2005年08月13日
04:11
言葉のないカンブリアン
連続カンブリアンの新しいセッションが始まっている。
http://
cambri
an.jp/
04.htm
今回は、ミレイさんに引っ張ってもらっている。
ひとつ前のセッションで、ぎりぎりチューンナップした「星座作用フィルター」を視覚に装填しちゃったから、セッションが変ってある意味ほっとした(星座作用はゆっくり継続中)。写真って、ほんとフツーに面白い。
投稿したリーフから、いくつか。
対話の中で現れた写真を、こうやって孤立状態で眺めると、芭蕉が弟子の土芳に言った「発句は門人にも作者あり。俳諧は老吟のほね。」という言葉に、いたく共感する。
「単独の作品でね、いい作品だなんだって言いやがるがぁそんなのぁ誰だってできるわけよ。どの作品に、どう付けるかてぇのはね、あたしにっきゃできねぇワザがいろいろあるわけよ」みたいな意味。
今回のセッション、みなさん単独作品の質も高いけれど、コンテキストがほね(真骨頂)の連衆が集って、いちいち解読が楽しい。
コメント
2005年08月13日
04:37
健
言語の特権性をとっぱらうためには、言語に対して他のメディアで批評できるようにしなければいけない。メディアごとにテーマをきってやるのもいいけど、マルチメディア(死語?)なカンブリアンな批評空間があるといいな。なんて話を以前しましたよね。批評性とは基本的には言語ではなく、志向性であるということを暴露したい。
2005年08月13日
12:43
安斎利洋
健さん、そちらの爆弾、だんだん威力が増してきてるようですね。
http://
blog.p
icsy.o
rg/
星座作用をはじめたときに強烈に思ったのは、日常的な視覚がいかに言語的であり、星座作用はそれを暴くことができるに違いない、ということ。でも、2ヶ月ほどこの遊びを続けてみて感じたのは、星座作用もまた言語的だということです。
言語Aが言語Bに撹乱されるとき、一瞬見せるほころびに、おそらく僕の欲しい爆弾があるんだろうな。
2005年08月13日
13:11
健
安斎さん、なんかやりましょうよ。ICCがらみの案件で相談したいこともあるんですよ。なんと偏愛マップ。
2005年08月13日
15:49
安斎利洋
ぜひ、話聞かせてください。こちら月末あたり、落ち着くかも。
2005年08月14日
01:31
健
8月27日に秘密結社の合宿があるので、そのときにでも。。。
2005年08月17日
23:07
安斎利洋
健さん、近々ikegさんともお会いしたいと思うのですが、合流は可能ですか?
2005年08月20日
04:23
健
27日とは別ですよね。参加しますよ。
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