安斎利洋の日記全体に公開

2004年10月28日
23:12
 食物連鎖の皿
牛にのみこまれて牛の中で暮らす男の話が、『ひとりの男が飛行機から落ちた』(バリー・ユアグロウ著)の中にある。牛のおなかの中は、暖かくてふんわり軟らかでミルクも飲み放題。もし、その男の中で暮らす牛がいたら?そして、その牛の中で暮らす女がいたら?

1997年に行った連画のひとこま。この絵は、香港経由でフランスへ。イギリスで狂牛病が話題になりはじめた頃で、フランスのパスカル・シュミットは牛の脳の毒をなめる猫の絵を描いた。

DANSKの魚皿に乗っているのは、いとより鯛。あんまり綺麗なので、調理するのがもったいないといつも思う。先日のジェノベーゼソースを添えて、最後は猫のようになめなめ。

GLOBAL COLLABORATION 連画1997
http://www.renga.com/archives/global/index_j.htm
 

コメント    

2004年10月28日
23:39
gilli
泳いでいる時のイトヨリやタカベって本当に綺麗。イトヨリはそんなに変わらないけど、タカベは青い鳥の話のように、水から上げるとなぜこんなに変わるのか。

魚モノ集めているんです、ダンスクにあったのですね。
旧約聖書のヨナの話ですよね。きっと元は。
ピノキオにしても。
2004年10月29日
01:30
安斎利洋
>旧約聖書のヨナの話ですよね。きっと元は。
>ピノキオにしても。

魚や鯨の中で暮らすと、オキアミ食い放題。ネタはあるけどシャリはありません。わさびも。
2004年10月29日
01:41
gilli
http://www.tokyo.info.maff.go.jp/tokyo/sizen/sakana/natu/takabe.htm

http://www.izuzuki.com/Zukan/Fish/other/takabe.html
タカベという魚の魚屋での状態(上)と水の中(下)
2004年10月29日
01:56
安斎利洋
>水の中(下)

うつくしぃ。知らなかった。

これ、なにか似た話がある。地味で目立たない女の子が、お姫様だった、みたいな。

魚屋でいつも無視して、ごめんね>たかべちゃん
2004年10月30日
20:10
ユミ
たかべ塩焼きだいすき!
でも、こんなに綺麗なおさかな食べちゃってたんだぁ!!
知ってるべきだね。
じぶんがどんなにか美しいものをおなかの中に入れたのか。

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