安斎利洋の日記
2005年07月27日
01:37
マチス回路
たび重なる紆余曲折、しまいには地震にまで見舞われ、準備もむなしく数時間のセッションしかできなかった「マチスましーん」だったけれど、面白かった。実験としては、大成功。
「マチスましーん」は、素朴な切り絵遊びのような顔をしているけれど、よく考えてみると実は複雑な構造をもっている。
・他人の作品に、自分の切り絵をリンクする。
・自分の作品を作るにあたって、プール中の残骸を再利用できる。
・デジタルの木にリンクしたあと、自分の切り絵はプールに還る。
こんなにややこしい「マチス回路」を、5歳ほどの子供も理解して、コンセプトに沿った作品を作ってくるのは、どうしてだ?
そんなこんなの仔細は、中村日記まで。
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目下、当日の作られた「木」を、公開準備中。とりあえず、木の外観はこんな感じ。
今回、手を借してくださったかたがたで、mixiハンドルのある方、びすけっとさん、たかつさん、どぅさん、ななこさん。それに、参加してくださった、魚館ゅりさん、さぬさん、どうもありがとう。
コメント
2005年07月27日
03:02
とっても複雑ですね。
だって、この説明のための模式図も、実は、だいぶ端折ってますものね。。
2005年07月27日
03:09
miyako/玉簾
すっきりして見える理由の一つは、色の統一ですね。
あとハサミで作る線の特徴。
面白いです。
2005年07月27日
05:33
中村理恵子
[・・]
2005年07月27日
10:49
安斎利洋
>だって、この説明のための模式図も、実は、だいぶ端折ってますものね。
そうなんです、ちゃんとバレちゃいますね。鋭い。
>すっきりして見える理由の一つは、色の統一ですね。
これも鋭い観察。そうなんです、1600万色のペイントシステムを子供が使うと、色がでたらめになります。たとえば、トロンボーンやチェロで初心者がいきなり音楽をやるようなもの。色紙は、ギターのフレットや、鍵盤楽器のように、あらかじめ音律がある楽器のようなものなのかもしれない。
2005年07月27日
11:46
びすけっと
お絵かきは苦手でも工作が得意な人向き.
やっぱりハサミはわくわくしますねぇ.
USBのハサミは作れないものか.
2005年07月27日
14:50
どぅ
どうもお疲れ様でした。
日曜がなくなったが本当に残念です。
「木」を見てみると、なかなか参加者の方はみんな複雑なものを作り上げているようで、すごいですね。
2005年07月28日
03:33
安斎利洋
>USBのハサミは作れないものか.
カッティングプロッタは出力装置ですが、はさみを入力装置にしちゃおう、ってことですよね。
紙の方に仕掛けを作るんだろうか。
2005年07月28日
12:59
びすけっと
あそうか.カッティングプロッタを使えば,絵のコピーができる
ので,全部アナログでできちゃうんじゃないでしょうか.
アノトペンの原理を使えばUSBのハサミ入力は作れそうですね.で,横でカッティングプロッタも動かして,同じ形の切り絵が同時にできる.
2005年07月28日
15:55
安斎利洋
なんか、面白くなってきましたね。
うちに、ローランドDGのカッティングプロッタ、ありますよ。でも、シール状のカッティングシートしか切れないんですよね。台紙がないと、切りながらばらけちゃうので。
レーザーで紙を切るプロッタもあるらしいですね。
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