安斎利洋の日記
2004年10月25日
00:20
たらこスパゲティをどう作るか
たらこスパゲティは、日本で作られたレシピだそうだ。
新しいものが生まれるときは、たいてい旧来の何かを原型にして、その一部が書き換えられることが多い。たらこは、アンチョビやカラスミが入るべき所に入り込む。すると、ニンニクのあとにオリーブオイルで炒めるか、ほぐした生のたらこを、レモン、バター、クリームなどでのばし、茹で上がったパスタに絡めるか、だいたいどちらかのレシピに落ち着くみたいだ。
そのどちらにも微妙に属さないレシピを、小林幸司シェフが本に書いていて、気になっていたのでやってみたら、なんだかすごく旨かった。「焼きたらこのスパゲティ」を大雑把に書くと、以下のとおり。
オリーブオイルでニンニクを炒め、次に刻んだ長ネギを炒める。香りがたってきたら、お玉2くらいのパスタの茹で汁で煮詰める。パスタが茹で上がるほんの少し前に、刻みパセリと、表面をさっと焼いたたらこを、そのまんま入れ、パスタと混ぜる。
さっぱりしていて、またすぐに食べたくなる。ねぎがポイントだ。
補足情報(10/26)
ちょっとコショウを使うと良い。
コメント
2004年10月25日
00:47
gilli
たらこの生臭みをいい感じでおいしく残すのが意外に難しいので、
あんまりチャレンジしませんでしたが、
これはたしかに良さそうかもしれませんね。長ねぎ。
2004年10月25日
01:37
うらら
ん〜〜、茹で汁は 茹でててる途中のお湯なんですよね?
煮詰める時間によって「茹で汁」と「ただのお湯」の微妙な境目が…。
2004年10月25日
02:01
あ っ こ
>「茹で汁」と「ただのお湯」の微妙な境目が…。
イタリア料理の場合茹で汁を使用とある場合、考え方として「塩分」補給と捕らえています。ぬめぬめはあるとソースの濃度がましますがその辺はファジーにいっていいかなって自己判断しています。いつも・・・・いけなかったりするかも?
トクジュンさんどうですか??
それにしても美味しそうです!!
2004年10月25日
02:05
あ っ こ
>「茹で汁」と「ただのお湯」の微妙な境目が…。
イタリア料理の場合茹で汁を使用とある場合、考え方として「塩分」補給と捕らえています。ぬめぬめはあるとソースの濃度がましますがその辺はファジーにいっていいかなって自己判断しています。いつも・・・・いけなかったりするかも?
トクジュンさんどうですか??
それにしても美味しそうです!!
2004年10月25日
02:06
安斎利洋
>茹で汁
パスタを茹でながら茹で汁を使うと、魔法のお湯を入れる感じ。アーリオ・オーリオでも、仕上げ前に茹で汁を入れると、ちょっと違ってきます。細い麺の短時間の茹で汁でも、ただのお湯とは違う。少なくとも塩は入ってる。
パスタから出た成分が、パスタとの親和性を高めるのだ、と勝手に理論づけているんだけれど、実際なんでなんだろう。蕎麦湯みたいなもんですよね。
今回、あんまり煮詰めないで汁気を残したのが、成功したような気がする。
2004年10月25日
02:08
安斎利洋
あ、シンクロしましたね。
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