安斎利洋の日記
2004年10月03日
00:29
しらすカペリーニへの細い道
数年前、茗荷谷の某所でP2Pのアドホックネットワークを設計する仕事にかかわっていた。いわば壊れつつ修理しつつ飛び続ける宇宙船隊を、どう維持するかというようなパズル。議論に疲れたあと、仲間で駅前のラ・クローチェに集って、かならず食べたのが「しらすのスパゲティ」。これが、実においしかった。
プロジェクトが終わってからも、時折このパスタが猛然と食べたくなる。なんとか自分でも再現できないものかと何度も試みるのだが、なかなかうまくいかなかった。記憶をたよりに、失敗を重ねつつ最適値を発見しつつ飛び続け、たどりついたのが自分流の「しらすカペリーニ」。細いパスタ、生のディル、ほとんど生のトマト、それにしらすの香りと塩味。このコンビネーションが絶妙。ラ・クローチェとはちょっと違うけれど、僕にとっては大事な宝物だ。
レシピはのちほど。
コメント
2004年10月03日
00:39
安斎利洋
レシピ
ニンニク+鷹の爪+オリーブオイルを弱火に。
ニンニクがやや色づいたら、しらすをざっと投入する。
しらすの香りがたってくる。さらにもうちょっと火を通す。
このタイミングが実は微妙。
湯剥きしたトマトを刻んで入れる。あまり火を通しすぎない。
ほとんどあっためるくらい、よりも、もうちょっと火を通す、くらいかな。
しらすで塩味はついているが、ここで塩味を調整する。
刻んだディルの生葉を入れ、
茹でたパスタ(細いほうが合う)をからめる。
パスタは多すぎないほうが良い。
以上、書いてみると簡単だけれど、しらすを最後に入れてみたり、トマトにしっかり火を通してみたり、いろいろやってみたけれど、上記が目下の最適解。
2004年10月03日
01:02
eiko
このパスタ好きです。ディルは入手しにくいので、代わりにパセリやシソを使っちゃうけど。また作ろうかな。
2004年10月03日
03:44
ささぽん
あれ、美味しいですよねー。
しばらく茗荷谷方面には行ってないですが、
以前、よく行っていた頃は、定番になってました。
2004年10月03日
03:59
安斎利洋
>以前、よく行っていた頃は
ラ・クローチェで会ってたかもしれませんね。
細やかで元気なおねえさんがいませんでしたか。
みんな、彼女のファンでした。
2004年10月03日
18:05
mi
うわぁ〜ん(^-^)おいしそう♪
作りたい。
でも、カッペリーニ・・・かぁ・・・食べるのは最高に好きなので、前は家に常備していたのだけど・・・。お料理するの(特に、温かい場合)細くってむずかししくないですかぁ?(・・・すぐノビチャウよぉ!)
あぁ、でも・・・カッペリーニで、作りたい。
どうしよ・・・。
2004年10月03日
18:43
安斎利洋
>お料理するの(特に、温かい場合)細くってむずかししくないですかぁ
その通り!難しい。さっすが、経験値ありですね。
パスタを茹でながらじっくりソースを作るというより、しらすに熱を通すところまでやっておいて、湯剥きしたトマト、刻んだディルまで出揃ったところで、足並みをあわせてGO。
いっきにパスタ投入、トマト投入、そんな感じです。
カッペリーニじゃなくても、そこそこおいしいと思うけど、しらすより太い麺は、ちょっと興ざめです。
2004年10月03日
22:46
うらら
こんにちは。はじめまして。
これ見ておいしそうで、似たようなの作りたくなり、冷蔵庫がさごそしたら「herring in olive oil」ハケーン。
そのオイルがたっぷりあったので、少し温めて(オイルのみを使用)、茹でたての「ディチェコのフェデリーニ」を投入。アサツキたっぷりでおいしかったです。
夕飯のヒントありがとうございました。
2004年10月03日
23:52
安斎利洋
うららさん、こんばんは。
herringってなんでしたっけ。
ニシンですね。それは旨そうだ。ニシンの脂の匂いは、ときどき狂おしくほしくなります。独特です。
アサツキもぴったり。フェデリーニも最適サイズ。
なにかスープを入れても、おいしそう。
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