| 安斎利洋の日記 | |
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| 2005年06月05日 11:31 | 坂根厳夫さんの生き方 | 東大情報学環のシンポジウムにて、久しぶりに坂根巌夫さんと会った。僕は、学環の構造をカンブリアンの仕組の中に投入して「納豆」的に可視化という「余興」を担当。
シンポジウムとはいえ基本的に学環の入試へのガイダンスのような会で、坂根さんの話も、いきなり自分の経歴をパワポで見せて、自分がどう迷いながら生きてきたかという内容だった。
大先輩の悩みの経歴を聞けるのは、実に楽しい。控え室では、壇上で聞けなかったIAMASの苦労話なども出てきた。傍から見るより、ずっと確信を持たずに生きてきたという印象が、実にうれしい。自分自身を書き換えながら生きていこうとする人が、僕は好きなのだと思う。
大学という仕組もまた、納豆のようにからみながら、自分自身の書き換えに悩んでいるようだ。
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