安斎利洋の日記全体に公開

2005年05月29日
00:43
 星座作用散歩のすすめ
『星座作用』が始まって5日目になるけれど、毎日散歩がてら星座作用狩りをしている。これが、思いがけず、すばらしい体験だ。

僕らは日常、歩道橋を渡るときに、歩道橋のアフォーダンスを無意識に嗅ぎわけながら、身体を移動する目的を達成する。ところが歩道橋は、ときに象や尺取虫の棲家でもある。何かを何かに見てやろうと目を皿にして歩くと、すべてのものがいままで見ていたあるものではなく、真新しいなにかに見えてくる。

赤ん坊がはじめて街に出たとき、世界はこのように無数の意味をもち、無数の解釈を待っていたに違いない。世界は、そのような稠密な意味のレゾリューションをもっていた。大人になって、しだいに不必要な意味はふるい落としてしまう。もう一度子供の視点で周囲を見ると、まるで近所の空間が大きくなったように感じる。

この驚き、一度は体験してみてほしい。

写真
ずっとこのままでいたいナマケモノ

写真
駐輪場に棲む猿

写真
かもめ飛ぶ

http://cambrian.jp
 

コメント    

2005年05月29日
06:31
中村理恵子
[..]
2005年05月29日
06:55
KJ
(__)
2005年05月29日
07:58
2005年05月29日
08:23
HAL_♪I'm the one.
2005年05月29日
08:29
noriko
(−−;)
2005年05月29日
11:42
eiko
:D
2005年05月29日
14:23
安斎利洋
<)))><
2005年05月29日
15:13
nazo
[/・・+?]
2005年05月29日
18:28
あ っ こ
∵.
2005年05月29日
18:40
purified
2005年05月29日
21:39
小林千早都
( ^^) _U~~
2005年05月30日
13:22
ユミ
(^^)
2005年06月05日
03:11
お休み前に、ふと頭に浮かびました。

ゴッホとゴーギャンが黄色い家で共同生活をしていた時に、意見が対立していた問題は絵画における手法だったようですね。
ゴッホが目に見える世界を踏襲しつつ、わき上がるイメージを一気に描き上げたのに対し、ゴーギャンは抽象的なイメージに芸術の価値を見いだした。
この「星座作用」は、まさにこの2つの融合に他ならないと思われました。

こんなすごい発見をお伝えせずには寝つけませんので、コメントしておきました。
2005年06月05日
21:30
安斎利洋
yfujitaさん、非常に鋭い着眼だと思います。
絵における抽象と具象や、見ることと描くことは、決して二項対立ではないことが星座作用を通して実感できます。
極論を言えば、「目に見える世界」もまた、「湧き上がるイメージ」ですから。
2005年06月05日
21:50
HAL_♪I'm the one.
イメージにジャンルは無用と言う事ですか。
2005年06月05日
23:16
小林千早都
なんだかロールシャッハテストの様相も?!(笑)
2005年06月17日
03:05
miyako/玉簾
安斎さん、このセッションは何リーフまでの予定ですか?
2005年06月18日
22:39
安斎利洋
>このセッションは何リーフまでの予定ですか?

迷いますね。引き際も肝心だけど、まだやめられそうにない。やはり株分けしようか。
2005年06月19日
03:40
miyako/玉簾
銀河分けかな。星だから。
でも銀河を分けたらいろいろ大変な事が起きそうなので
やっぱり株分けでいいです。

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