安斎利洋の日記
2006年08月05日
15:00
万能部首
「うかんむり」とか「さかなへん」のように、漢字には修飾して新しい意味を作り出す力の強い《万能部首》がある。
ものごとを考えるときに、その時々《万能部首》を用意しておく。たとえば「蛇口としての〜」という考え方をポケットに入れておいて、思いつくものすべてをニョロに置き換え、「蛇口としてのネットワーク」とか「蛇口としての民主主義」を考える。ただし「蛇口としての水道」のように、近縁はうまくいかない。
最近僕の《万能部首》は「糠」で、「糠漬けとしてのサンマ」はもう常用漢字になりつつある。一昨日から「糠漬けとしてのピーナッツ」を実験中。これは、かなりヒットかもしれない。
2日目。柔らかいくて、奥深い味わいがある。
糠床の中で散らばらないように、茶漉しの篭に入れる。
コメント
2006年08月05日
15:17
stella
これは美味しそう。
茹でピーナツに味がついた感じを想像します。
2006年08月05日
15:19
安斎利洋
柔らかいんだけど、茹でたほどじゃなくて、こりこりはしているんですよ。
2006年08月05日
16:03
kazu
ホ、ホ、ホ、ホ、
これは、もう、見事としか言いようがありません。
この探究心、この徹底的な突き詰め方が、安斎ミラクルの鍵ですか。
鰯で終わらず、ピーナツの糠漬、糠漬の奥の深さ、多様さ、処分を考えていた冷蔵庫の糠床、考え直します。
2006年08月05日
17:28
安斎利洋
糠床を忘れてダメにするのは、僕も得意です。生活習慣拒絶病だから、毎日手を入れるなんて絶対続かない。
冷蔵庫に入れておくと、どのくらい放っておいても許されるんだろう。
2006年08月05日
17:58
おいしそう。
マメ類好き。
鰯といい、ピーナツといい油分と糠は相性が良いのでしょうか?
2006年08月05日
21:09
noriko
>茶漉しの篭
流石ですね。主婦真っ青。
秋刀魚の糠付け気にはなりつつ・・・。
2006年08月06日
01:06
eiko
勇気化学としての糠漬。
(誤変換、けっこういいね)
2006年08月06日
02:45
安斎利洋
>油分と糠は相性が良いのでしょうか?
乳酸菌にとっては、いい迷惑かもね。普通は、菜食主義なのに、、、
>主婦真っ青。
主夫真っ赤。(単なる言葉あそびです)
>勇気化学としての糠漬。
うまい!
肝試しって意味では、フォアグラとか漬けてみようか。
2006年08月06日
02:53
>フォアグラ
軽く茹でた砂胆の糠漬けはうまそう。
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