安斎利洋の日記全体に公開

2006年08月04日
14:14
 亀田
ここのところほぼ一日中コーディングと1時間くらい料理をするだけで、まったくテレビをつけなかったので、ボクシングの話をさっき人の日記で知った始末。読めば読むほど、こういうニュースはうれしくなる。

格闘技にしてもWCにしても、物語に感動するためにスポーツに巻き込まれようとする空気が鬱陶しくなっていた。始まる前に作られた感動なんて、どれほどのものかって。だから、こういう《異化作用》は大歓迎。偉いぞ亀田。じゃなくて偉いぞ審判。
 

コメント    

2006年08月04日
14:18
godzi2
亀田はいい子だと思います。
2006年08月04日
14:21
安斎利洋
ツボをわきまえたコメントに、業界を感じます。
2006年08月04日
14:22
安斎利洋
(笑)
2006年08月04日
14:25
じゃい
>始まる前に作られた感動

「人は物語を求めている」というのは本当なのか、誘導によって作り出されたものなのか?

もし、「人は物語を求めている」のなら、ドキュメンタリー映画がバリバリ売れたりするのかとか、こちら側に足突っ込んでいる身としては不公平に思う。なぜWBCやWCは中継するけど、アルスやらベネチアはしないのかとか。

これも多数決のなせる業ということ?
2006年08月04日
14:29
安斎利洋
ドキュメンタリー映画というのは、サスペンスの形式が完璧な物語なんじゃないですか。スポーツも。
2006年08月04日
14:29
安斎利洋
いかん、仕事だ。
2006年08月04日
14:30
ホメオスタシスは働くのですね、いろいろなところで。
ボクシングは瀕死のスポーツなようなので、
(フツウは日本タイトル戦でも後楽園ホールは半分しか埋まらないそうです)これを機会に注目を浴びるなり、非亀田戦以外はますます衰退するなり、何かの作用にはなるのでしょう。
2006年08月04日
15:28
小林龍生
ぼくもねえ、めずらしく、眠らずにテレビ見ていたの。で、当然亀田が負けるものだと思っていたら、勝利の判定でしょ。その時点で、テレビを消してしまった。その後のお涙頂戴感動ドラマは見なくても分かるし、どの面下げてその場に臨むのだろう、なんてね。
対戦相手のコメントは大人っぽくてよかったなあ。
「WBCには提訴しない。「観客が分かっているはずだ」
「亀田との再戦だって。だって、亀田がいやがるでしょ」
いずれにしても、これだけあからさまだと、さすがプロって気はするね。プロレスとプロボクシングが別物だと思っていたぼくが無知だったわけで。
2006年08月04日
16:31
安斎利洋
プロレスまで虚構性が明示されれば、それはそれでホンモノなんだろうけどね。作り物のドラマに異議を申し立てるつもりはないんだけれど、企画会社の作ったトリックスターや代理店の作ったワルは、ほんと見苦しい。安っぽい。
2006年08月04日
18:42
もし、亀田がミッキー・ロークのような風貌で、シースルーのトランクスでも履いて試合をしていたら、虚構としては超安物となるところでした。
しかしながら、亀田は実力以上に騒がれてしまっていることを印象づける結果になりましたね。
2006年08月05日
00:27
TODO
>実力以上

これがないのがボクシングとこれまでの業界人は考えていたのでしょう。戦う前にガッツ石松や具志堅などかつての王者が疑念を表明したのもそうした矜持の表明とも思う。

格闘技で死者が多く出るのはボクシングくらいでしょう。
そこに魅力を感じる方々も多くいるし、反感を覚える方々もまた多数。

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