安斎利洋の日記
2006年06月15日
23:45
指の目
中村日記、『目で触(さわ)る』には、してやられたというか、なんでいままで僕はこれを思いつかなかったのか、という思いに、やや打ちのめされた。
http://
mixi.j
p/view
_diary
.pl?id
=15545
8287&o
wner_i
d=6454
4
触覚絵画をWebで見せる方法はないか、とあれこれ思っていたんだけれど、こうすればいいんだ。指の視点で、絵を見せればいいんだ。
コメント
2006年06月16日
00:17
指の視点で、撮って座標で疑似VRのようにもできるかも。
2006年06月16日
00:24
安斎利洋
凹凸をカーソルが横切ると音が出る、とか、3次元で見せるとか、そういうハデなことをあれこれ考えていたんだけれど、たんに「斜めに撮る」ってのを忘れていた。
2006年06月16日
00:30
斜めで3カット連続移動というのも欲しいです。
実物をほとんど見てない身として。
2006年06月16日
01:27
miyako/玉簾
指先でつま弾くはどうなってるのでしょう。
接写画像アップ希望します。
2006年06月16日
01:41
安斎利洋
オリジナルが一式、光島さんのところにあるはずなので、それお送ってもらって、もう一度「指目線」で撮ってみようと思います。
2006年06月16日
07:13
ikeg
なるほど! だけど、触るときは何度も指を行き来するから、それを入れて、視覚的効果と差異化したいです。
2006年06月16日
09:44
中村理恵子
ikeg さん
光島さんの、「8.指先で読む」は、直球で指の動きとそれを認識する自分の脳みその交信を平たく表現した作品です。
http://
www.re
nga.co
m/tact
ile/tr
2-08m1
.jpg
四の五のいわずに、さくっとやっちゃうところが、とても強い。かれに、妙な情緒とか、抽象性なんてない。そんなものに流されません。わたし自身も、安斎、光島、というそれぞれの技を進化形で繰出してくる連中とセッションする間、半端な曖昧な自分と決別、徹底的に排除しながらの作業は、
まるで、荒行ですねはっきりいって(笑)。
2006年06月16日
10:22
中村理恵子
安斎さん
>たんに「斜めに撮る」ってのを忘れていた。
あはっ、なんかうれしいような、虫眼鏡で観察されたミミズの所業を褒められたような。
ま、いずれにしても、この小型、高性能の手に馴染むデジカメが、想像以上に自分の触角的な機能になっているという昨今であります。いまだからえぐれた「触覚連画」の新たな価値、位置の発見でありました。面白かった。
ちょっと話が逸れますが。
2006年06月16日
14:06
安斎利洋
>触るときは何度も指を行き来するから、
>それを入れて、視覚的効果と差異化したいです。
指の行き来させることは、触ることの本質ですからね。
視線を動かすことも、たんに面をスキャンしているのではなく、指で触れるような、音楽を聴くような、そういう時間的ななにかを含んでいる。
視覚と触覚の対話は、その差異に行き着きたいという思いがありました。
2006年06月16日
19:17
ikeg
なるほど。楽しいですね。やっちゃうことが大事、っていうのはアーティストはよく口にしますね。妙な抽象性はいらないけど、レレバントな抽象性はいりますよね。そこだけだし。時間のサンドイッチが大事。安斉さんのBlack/Whiteのが気に入った。
2006年06月16日
21:55
安斎利洋
やっちゃうことが大事、っていうのと、指を動かさないと触覚が立ち上がってこないっていうのは、同型ですね。
そういえば、触覚アクチュエーターの研究チームの発表に、ikegさんの名前を発見したことがあります。
2006年06月16日
22:26
ikeg
最近ちょっとやってるんです。どうしても、自分でくすぐるとくすぐったくない、問題がひっかかっていて。
2006年06月17日
00:09
安斎利洋
くすぐったさは、面白いテーマですね。<私>がかかわるいろいろな非対称に、くすぐったさをあてはめて考えることができそうです。
光島さん、mixiに到着。
http://
mixi.j
p/show
_frien
d.pl?i
d=5029
733
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