安斎利洋の日記全体に公開

2004年09月13日
00:03
 EYE・COM復刻版
昔はよかった、なんて言い出したら人間も出版社も終わりだと思うんだけれど、ついEYE・COM復刻版を買ってしまった。15年前に創刊し、いまの「週間アスキー」に変るまでの8年間、ひたすらお馬鹿スパイラルに陥った軌跡がすばらしい。

その間、取材されたり(だサルの石川さんも遊びにきた)、記事を書いたり、連載をのべ3年間くらい持ったりしたけれど、世の中にはこんなに緊張感のない人たちもいるんだ、という幸福な思い出ばかりだ。

幸福感そのままに白髪まじりになっている編集者や、変化の余地のない編集長の顔を久しぶりに見て、なつかしい同窓会のような感じ。こんな内輪ネタを、印刷機回して本にするわけか、誰が買うんだよ、って2100円も出しちゃった。しまった、送ってもらえばよかった。
 

コメント    

2004年09月13日
01:08
大和田龍夫
アスキーって本当にいい会社だと思います。
何事にも、器ってのが大事なんですね。
器が中身に対して、
大きすぎても、小さすぎてもだめで、
そう、色も合わないとだめなんですね。

時には、ヤドカリのように、器を求めて旅にとかもあるんですね。

2004年09月13日
01:29
yujim
あ、復刊版なんてあるんですね!
探してみようっと

しかして、今のASCII、昔と違うからなぁ・・・
2004年09月13日
12:46
懐かしいです。ASCIIで半導体の設計をやっていた頃、会社も順調で、出版物は全部回覧で回ってきました。
デバッグでハマッている最中に「ファミ通」が来ると、キレそうになりましたが、EYE・COMだとつい手を休めてしまいました。

どちらかと言えば、LSIというCQ出版な仕事だったので、EYE・COM以外あまり読まなかったように記憶しています。
2004年09月13日
17:28
安斎利洋
アスキーっていう会社自体が、ソーシャル・ネットワーク・システムだった、ように思います。

たぶん、内部観測は違うんだろうけど。

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