安斎利洋の日記全体に公開

2006年06月06日
18:53
 ICCリスタートのレセプション
いくつか、印象に残っている会話など

藤枝守さんと、フラクタル構造の物体が出す音は構造的なはずだ、という話。この人以上に、音律について深い話ができる人はいない。

10年ぶりに会ったさかいれいしう(soprano)。大人になったねぇ、と言うと、親戚の結婚式みたいだといわれる。(写真。中村理恵子さんと、れいしうさんは、どこか似ている)

やはり久しぶりにクリスタ&ローランと。彼らの息子が、トイレの水道で水を飲んでいるのを目撃。ま、いいか。

CG-ARTS協会のおふたり、芸術と賞のむずかしい関係について、って話はさておき、笑いのノリが合うので、いずれ漫談でもごいっしょに。

eto2.0はラー油であるという話。etoさん、今度パスタを競いましょう。

N_apostropheさんに精神的に深い影響を受けたという、miyoriさんの紹介してくた名前を忘れた*さん。共感します。続きは例の回にて。

yukio.andohさんと、異端が異端の趣味を共有する検索システムを作っちゃおうよ、という実装の相談。協調フィルタリングでない方法で、同じ趣向のもの同士がP2Pでリンクしていく。

NTTグループのめんめんは、それぞれにICCとの位相に差があって面白かった。

Archaicさん、楽しみにしていた武満の話ができなくて残念。今度また。

machikoさん、おたまじゃくし旨そうだった。

徳井くん、いいなー。(意味不明)
 

コメント    

2006年06月06日
19:01
中村理恵子
[・・]
2006年06月06日
19:07
イチロー51
ICCリニューアルしたんですね。
そういえば今日、14時ごろ偶然その前を車で通過しました。

めったに通らないのに(笑)
2006年06月06日
19:15
Fibonacci
久しぶりのれいしうスマイルですね。姉妹の様でもあり、親子の様でもありますね。中村さんと。
フラクタル次元と集合論における濃度が分数値をとりうるかを議論したい・・・、裏山を彷徨っていました。
2006年06月06日
19:19
大和田龍夫
そうそう、写真を見ておもいだしました。
「練馬の会」しばらくやっていなかった。
大雨の日にやりましたよね。

で、ICCリスタートっちゅうか、
単に常設展示のオープニングレセプションなんですよね?
特に休館を唄ったものもなく、いままで閉まっていた。
(今までは展示替えの期間中は休館なわけで)

入場無料とかそういうの関係なく、
いかに来場者数が安定するかが大事なことなんだと。
署名した人にDM送るようなイキなことはしないんだろうな。
あ、そういう使い方は個人情報保護法上NG?
2006年06月06日
19:25
(**)
2006年06月06日
19:31
ALIFEXで参加できず。
2006年06月06日
19:49
Ken☆
>どこか似ている
 た、確かに。どうせなら、髪形も左右対称にしてみない?
2006年06月06日
20:47
>健さんの
PICSYの話しも出ましたよ。
2006年06月06日
21:12
安斎利洋
>フラクタル次元と集合論における濃度が分数値をとりうるかを議論したい・・・

藤枝守さんの本「響きの考古学―音律の世界史」面白いです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/427633084X/249-3515816-8483555?v=glance&n=465392

いずれフォマールさんも交えて、世界のすべての音楽を網羅する「バベルのジュークボックス」について、夢想したいものです。
2006年06月06日
21:46
Archaic
大学生のころ、できの悪い英語でグラウトの西洋音楽史を読むのを手伝っていただいた方(イタリアバロックとメシアン好き)が音楽美学専攻でギリシャ音楽専門の方でした。音律について色々教えていただいたのですが・・・。
パニアグワのギリシャ音楽のCDはご存知?

武満、また機会がありましたらお話聞かせてくださいませ。
2006年06月06日
21:52
Archaic
http://www.filellinas.com/weblogikos/archives/000056.phtml

これなんですけど。
思い切り、笑えます。20歳のころ、はまってました。
ピタゴラス音律の話はすっかり忘れましたが。(笑
2006年06月06日
22:14
安斎利洋
話はきいたことあるけれど、このCDもってないし、音楽も聴いてない。
いま、絵の修復のことが話題になっているけれど、ここまでくると「修復は創造である」ってことですね。ある意味、三輪さんの仕事にも通じますね。
教えてくれて感謝。CD、探してみます。
2006年06月06日
22:20
安斎利洋
http://www.amazon.com/gp/product/B00004TVG7/qid=1112284706/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl15/102-6822025-5440953?v=glance&n=5174
ここに試聴がありますね。これは逆シミュレーション音楽だ。
2006年06月06日
22:45
有馬純寿
昨日(か今日?)ICCのリニューアルレセプションってあったんですか? 知ってたら行ったのに。
といっても、ICCからDMとか案内がこなくなって久しいからなぁ。
2006年06月06日
23:24
H.耕馬
もっと、もっと、写真、キボンヌ!(@_@)
2006年06月06日
23:34
安斎利洋
坂根さんが、あやしいおじさんになっている図を追加。
結局、この2点しか撮ってない。
2006年06月06日
23:37
安斎利洋
>ICCからDMとか案内がこなくなって久しいからなぁ

ICCの主な文化的役割は、パーティーですよ。仲の良いもの同士もいいけれど、作家同士の嫉妬や嫌悪や競争も含めて、メディアアートの正体とはメディアアートをやっている人のソーシャルネットである。
2006年06月07日
00:05
有馬純寿
>メディアアートの正体とはメディアアートをやっている人の
>ソーシャルネットである。

それは言いえて妙!
その定義でいうと、僕はメディアアートの枠に入ってない(あるいは入れない)ってことか....。
あ、別にICCと仲悪いわけではないですよ、念のため。一昨年も明和電機のトークに呼んでいただきましたし。単にDMやレセプションの案内がこないだけ。
2006年06月07日
00:08
安斎利洋
そういえば、ICマガジンが来なくなった。
2006年06月07日
00:24
大和田龍夫
雑誌をICCが献本するという制度は廃止しているそうです。
展覧会カタログもレセプションパーティ当日には招待客には差し上げていた時期もありましたが、それも昨年度はなかったですよね。(これからどうなるか多分決まっていないと思う)

経済効果とかは語ってもしかたないですが、
結局卒業生が何もしてあげなかったことは反省しています。

勉強会と称してパーティではなく、別の日になにか仕組むことをやろうと決意しました(多分3日坊主だと思うけど)。

DM来なくなったと仰る方
多分、連絡先が分からなくなっているのかと。
本当は転居したときに住所変更のお願いを一通だしていただければいいんでしょうが・・・・。それか、おつきあいのある学芸員に一言いっていただければそれでいいんだと思いますが。
ただそれだけの問題かとは思います。
年4回でも毎回数百は「配達不能」になっているはずです。
簡単に追いかけられるのはそのうちのごくわずかですから。
2006年06月07日
00:59
安斎利洋
>異端が異端の趣味を共有する検索システム

安藤さんの脳が回り始めた。
http://feeds.feedburner.com/andohnikki?m=722
2006年06月07日
01:08
元祖いまじん
私もメディアラボ(麻布)の時代からICCがオープンする頃までよく通っていました。クリスタ&ローランの名前をみて、懐かしく当時の彼らの作品を思い出しました。ICCって、リスタートしたんですね。
2006年06月07日
01:10
安斎利洋
>年4回でも毎回数百は「配達不能」

keep in touchの仕組みって、どこかが提案していませんでしたっけ。電話番号とか住所とかアドレスとか、そういう個人のポインタへのポインタをサーバーに集めてしまえば、みんなそこを目指して探しにくるから、そこを変更すればOK、というような。
もっともこれからは、携帯番号がその役割になるのか。
2006年06月07日
01:17
安斎利洋
>ICCって、リスタートしたんですね

正式には、リニューアル・オープン、だそうです。
2006・6・6
666だ。

http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2006/Openspace/outline_j.html

今回、アーカイブゾーン(HIVE)に向けた映像資料の著作権をクリエイティブコモンズで開くために、関係のある人には契約書が送られてきています。僕ももちろん同意して、契約するつもりです。件数ぶんの契約書なんで、膨大でまだ送り返していませんが。こういうのが、CC使って開かれるっていうのは、良い前例になりますね。すばらしいと思う。
2006年06月07日
01:25
安斎利洋
HIVEは、6月中にWebオープンする予定です。
2006年06月07日
01:57
大和田龍夫
icc online
なるものはリニューアルになっていますね。
webデザインってのは大変だなぁとつくづく。

レッシグ教授・山形浩生さんらが登場して3年くらいですか・・・pod castによるデータ配信も始めていますね。

しかし、
許諾貰うための交渉もこれまたえらい大変で。
行方不明な方とかいたりしますからね。
(多分、作家はそのつもりではないんですが、ある意味連絡がとれない。)
人の行方を捜すのは本当に大変です。
私も、今日、F社の松尾さんが連絡先を探しているってF社の高橋さんからmixiメールもらいまして・・・。そういえばパスがちょっと切れていたんですね。実はgooでもgoogleでもY!でも捜せはするんですが。
2006年06月07日
02:05
安斎利洋
>実はgooでもgoogleでもY!でも捜せはするんですが。

人の一覧を入れると、最新連絡先が一覧で帰ってくるようなWebサービスがあったらいいと思う。
NHKのアーカイブスもそうですが、人探しにものすごく苦労しています。結局、いまの過渡期そこが問題ですね。
作品ができた時点で、いろいろな再利用について契約しちゃえばいいんですよね。これからは、シンポやレクチャーの映像についてはその場でCC契約していくべきですね。
すると玉石混じって映像が氾濫することになるから、さて次はサマライズとフィルタリングだ。
2006年06月07日
03:27
安斎利洋
>雑誌をICCが献本するという制度は廃止しているそうです。

この話、いろいろ感慨深いのですが、ずっと寄稿していたり、連載をもっていたり、表紙を担当していたり、そういうかかわりの深い雑誌がだんだん疎遠になって、あるとき本を送ってこなくなる、ということを何回も経験してきました。聞くと、案外単純な事務処理なんですが、こっちにしてみると、そのたびに、ああ、自分はもうこの分野から離脱したな、とか、彼らはもう終わったんだな、とか、そうふうに過大に思いを膨張させるものです。

もし、ICマガジンやカタログの献本をいっせいにやめたとしたら、全国の何百人という関係者はいっせいに、ああ自分の中のICCは終わったんだな、と思ったことでしょう。大事なのは、人間のシステムなんですけどね。

終端の処理は、どこも難しい。
2006年06月07日
03:58
Ken☆
>いろいろな再利用について契約しちゃえばいい

結構大変みたいですよね。
ある放送局のドラマの場合だと、番組宣伝の宣伝材料についてはあらかじめ契約しているんだそうですが、有料サイトの部分は別契約になるそうで。インターネットか携帯かによっても変わってくるみたいですし。しかも課金サイトで脚本なども公開しているので、ドラマに関わる人全員の許諾を得るのに3カ月がかりだそうで。許諾を取り終わるころにドラマが始まって、その頃には次のクールのドラマの許諾を取り始めないと間に合わないって泣いてました。

DVD再利用はいいけど、ストリーミングや課金サイトはダメとかいう役者も出てくるんだろうなぁ。そうなると、ドラマ自体を課金サイトに置けなくなるから、そういう役者は使わないということになるんだろうか。
2006年06月07日
11:19
大和田龍夫
>終端の処理は、どこも難しい。

LANの同軸ケーブルの終端にはちゃんと抵抗つけないと
エコーが出て大変なことになりますもんね。


>ICマガジンやカタログの献本をいっせいにやめたとし
>たら、全国の何百人という関係者はいっせいに、ああ自
>分の中のICCは終わったんだな、と思ったことでしょう。

何百人ではないと思いますが(苦笑)
展覧会カタログもレセプションパーティに来た方だけで
すると展覧会をごらんいただいた方ですから、
数年後にその展覧会を振り返るのが難しい。
(しかしWebにはその事実と記録はかろうじてあるの
 で批評という意味では問題があるんですが、、、、、)

>人の一覧を入れると、最新連絡先が一覧で帰ってくるよう
>なWebサービスがあったらいいと思う。
なんか一年中裁判をやっていそうなサービスって感じがしますが、それをやろうとして挫折したのがアーティストデータベースでした。
隣の芝生は青いってのはこのことだと思うのですが、いくつかの難しさはあるけど今なら圧倒できますね。
もちろん、こんなシステムそのままあると個人情報保護法でボコボコにされてしまいますが。やり方は思いつきました。

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