安斎利洋の日記
2005年04月11日
03:17
植物の発情期をどう過ごすか
今年は、桜が咲いてもまだ放たれる。いや、鼻垂れる。
魚はメスが卵を産むと、オスが非接触でいってしまうセックスをするわけだが、スギやヒノキは空気に向かって大量に遺伝子をばらまく、非接触かつ非移動型の遠隔セックスをしているわけだ。
われわれはそういう宇宙家族ロビンソンに出てくるような妙な惑星で、太古の植物の発情期である一年の１／４もの間、空気清浄機つきの居住区の中でやり過ごさねばならないのだ。
ひょえー、勘弁してよ、ドクター・スミスになりそう。
コメント
2005年04月11日
03:26
あ っ こ
安斎さんも、鼻垂れていたのですか〜〜〜。
お大事に！もう少しの辛抱です。
しっかし、ウニが何して真っ白に曇る海の中で溺れてしまいそうな錯覚をおぼえます。この日記・・・・・リアル★
2005年04月11日
03:33
gilli
桜の花粉症もあるそうだから。
私は毎年、シーズン初めだけスギにやられますが、後半は大丈夫ですが、今日は花見で花たれました。桜か、それともケヤキかも。
2005年04月11日
04:02
jun@NP
先日花粉満載の杉林だらけの箱根行ったんですが、
わが家の洟垂れ家族達はなぜかあまり酷くならない。
で、都内に戻ったとたんに悪化してました。
やはり排ガスとの複合原因なのかと実感しました。
タイトル、笑かしてもらいました。
2005年04月11日
05:21
TODO
ハウスダストのアレルギーと言われて久しいのですが、幸い花粉にはあまり影響されなかった。ところがやはりというべきか花粉の時期は外出すると顔や目がかゆくなる。いまのところ洗顔や眼の洗浄で落ち着きますが、いつか安齋さん同様鼻垂らしになるのだろうか、定年過ぎの親父が垂らしてる図は想像したくないな。
2005年04月11日
06:22
ヒマナイヌの川井
＞接触かつ非移動型の遠隔セックス
おおっ！デモリッションマンの１シーンみたい！
2005年04月11日
07:23
ユミ
ヒトって種はつくづく謙虚な生き物だと思い直しました。
生殖に関しては他の生物どころか同種にさえ迷惑かけるどころか「ヒミツッ！」だもんなぁ。。
2005年04月11日
08:16
木村健一
土日に東京いったら、マスクの人があまりに多くて、だんだん息苦しくなってきました。この季節が早く終わることを祈るばかり。学内でマスクの人があまりいないのを見ると
＞やはり排ガスとの複合原因なのか
と思ってしまう。大学の周りも杉林だらけだから、、、。
2005年04月11日
11:00
匿名希望中・おーもり
マスクと保湿テッシュメーカーが植林している気がして。
2005年04月11日
12:36
imochang
最近、ものすごーく「目やに」の出る私と娘・・・
まあ、くっついて寝てるから、一緒に眼病を患っているという噂もあるが、北山杉の麓に住む我々である。
「目やに」が主流の花粉症というのもあるんでしょうか？
でも、今年はやはりすごいらしく、怪しい人相になっている（マスクにサングラスなど）近隣住人も、例年以上に多いです。
2005年04月11日
16:58
うらら
そうか、これは［放出］なのか
2005年04月11日
23:13
小林千早都
こと杉に関しては、
成熟した木をちゃんと切ってやらなかった人間のせい、
つまり、人災だという説が有力なようです。
去勢という手もないわけではないのでしょうが。
ここでも、生態系を壊しているのはやっぱり人間なのでしょう。
2005年04月11日
23:40
安斎利洋
>そうか、これは［放出］なのか
昔からあちこちで女遊びをする男を、スギのようだといいますよね。
ウソです。言いません。
>成熟した木をちゃんと切ってやらなかった人間のせい
そうらしいですね。戦後植林したものの、高価な国産のスギ材は売れない。だから放っておかれる。大気汚染や酸性雨で、さらにスギは痛む。ぼろぼろになって、必死に子孫繁栄のために花粉を撒き散らす。それじゃ切ってしまえばいいかというと、森がなくなると治水も悪くなるし、川の水の栄養もなくなって近海の魚も困る。少なくとも僕らが生きているうちに解決できる問題じゃないようです。
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