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インテリジェントパッドとカンブリアンの歌合わせ全体に公開
2009年02月08日14:09
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チラシPDF


2月22日、田中譲さんとの初顔合わせ、初言葉合わせです。
お時間のある方、ぜひいらしてください。

計算機がまだ「情報」の機械ではなかったころの際限のない夢を、いまにつないでみたいと思います。

企画者の石塚さんは同い年で、お会いして5分もしないうち「面識のない旧友」だ、とピーンと確信。際限のない靴紐を違う場所で編み上げていた人々が、ゆるやかに集う気配。

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『ミームと語る午後』

 田中 譲(ミームの国からの使者)
 安斎利洋(ミームの庭を操る園丁)



期日 2009年2 月22 日(日) 13:00 - 17:00
場所 国際文化会館(講堂)
    東京都港区六本木5 -11 -16
    TEL 03-3470-4611
    地下鉄六本木駅(3 番出口)/麻布十番駅(7 番出口)

料金 無料(メールによる事前登録制)

申し込み
 cafe@memecafe.jp 宛に「名前」「会社/団体名」「所属」「メール・アドレス」を添えてお申し込みください。

主催 (財)未来工学研究所

日本学術振興会:人文・社会科学研究振興プロジェクト研究「文学・芸術の社会的統合機能の研究」の一環として実施。



詞書

◎ミームは、1976年にリチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』のなかで提出した概念です。
彼は、文化の振る舞いと生物の振る舞いを重ね、伝承されたりかたちがうつろっていく文化の振る舞いに、ミームと呼ぶ遺伝子的なるものをあてました。ミームという社会と文化の動向は、科学にも技術にも、伝統芸能にもアートにも、生活にも流行にもひそんでいます。
◎ミームカフェは、そんなミームに遊びながら、社会・文化や科学・技術や伝統芸能・アートを再編集し、ふたたび放っていく空間です。ミームカフェは旅するカフェとして様々な場所を巡ります。
◎科学と文化の突端を走る科学者からアーティスト、パフォーマー、伝統工芸士から料理人、経営者、エンジニアまで。ミームカフェは科学と文化の無数の折り目に遊び、パフォーマンスからワークショップ、語りまで展開していきます。

安斎利洋/Toshihiro ANZAI1956 年東京生まれ。メディア・アーティスト。「連画」をはじめとするアートプロジェクトのほか、Super Tableau(1987) 、Ramblers(1993) 、moppet(1996) 、天球作図機(1998) 、InterWall(1998)、SpeechBalloon(1999) 等、システム開発やインタラクティブ作品も手がける。Siggraph1994 Art&Design、第一回情報文化学会賞大賞(1995)、ArsElectronica 1997など受賞多数。

田中 譲/Yuzuru TANAKA1950 年京都生まれ。74年から北海道大学工学部助手、同講師、同助教授を経て、90年同教授に就任、現在に至る。96年より北海道大学知識メディアラボラトリー長。情報処理学会、日本ソフトウェア科学会、人工知能学会、米国IEEE各会員。94年にIntelligentPadの開発に関して日経BP技術賞大賞受賞。2002年度採択「21世紀COE プログラム:知識メディアを基盤とする次世代IT の研究」の拠点リーダー。

構成 石塚 徹



品書

ミームカフェ

#001 『カンブリアン・ゲームを横切る社会』
 案内人◎安斎利洋(アーティスト、エンジニア)
 連画が紡ぐゲームがミームを育て社会を投影する。

#002 『ミームメディアから文化へ』
 案内人◎田中 譲(北海道大学知識メディアラボ)
 情報の世紀、ミームを育てる可能性のメディアを見る。

#003 座談放談『ミームと語る午後』
 案内人◎和田雄志(財団法人未来工学研究所)
 座談人
  ◎安斎利洋 ◎田中 譲
  ◎石戸奈々子(NPO法人CANVAS 副理事)
 ミームから見る科学・アート・文化・社会のかたち。

コメント

SYNDI2009年02月08日 15:05
国際文化会館、時々行きます。
これは、誰でもウェルカムなんですよね?予約しようかしら。その日結婚記念日だけれども・・・・。
Hiro2009年02月08日 15:39
田中譲さんと安斎利洋さん、
すばらしい組合せですね。
行けるといいなぁ。

申し込みしときます。
ドタキャンになったらごめんなさい。
 
しらやなぎ2009年02月08日 21:23
 是非聞きたいと思いました。実は内容を良く理解できていないんですけど。手帳を見てみると、あいにくと出張への出発日でもう東京にいないことがわかりました。次の機会を待っています。
びすけっと2009年02月09日 06:15
よく、こんな組み合わせを思いつかれた

何が起きるのだろう
shigeko2009年02月09日 09:05
わくわくするイベントですね。
田中譲先生とは、ずいぶん、お会いしていないので、お話を聞きたいです。
田中譲先生に取材もして書いた「インテリジェントパッドの挑戦」を書いてから、ちょうど10年経つことに気がつきました。

クラウドの世界って、インテリジェントパッドで考えていたことに似てると感じていたので、とても楽しみです。
安斎さんとの組み合わせで、どんな風に広がっていくのか(あるいは混沌とするのか)。
安斎利洋2009年02月09日 23:40
>誰でもウェルカムなんですよね?

結婚記念日の方も、出張の方も、お時間がありましたらぜひ。
誰でもわかる話をすると思います。
安斎利洋2009年02月09日 23:40
>すばらしい組合せですね。

>よく、こんな組み合わせを思いつかれた

>安斎さんとの組み合わせで、どんな風に広がっていくのか

お三方のおっしゃるとおり、僕にとっても意外な話でした。
しかしよく考えてみると、単にミームということだけじゃなく、情報がモードをもたずにつながっていく世界を夢みているという点で、お話することはたくさんあるように思いました。
このテーマは、びすけっとさんや竹内郁雄さんともつながってますよね。
中村理恵子2009年02月10日 01:08
目
Hiro2009年02月10日 05:21
僕と田中先生とは、1990年頃、FRIEND21という
HIのプロジェクトの関係で、とても深いお付き合い
をさせて頂いていたんですよ。
インテリジェントパッドについても、たくさん有意
義な議論をさせて頂きました。
 
パッドを重ねて貼って行くとき
また、そういうパッドを設計して行くとき
西洋的な単なる機能モジュールとは異なるものが、
そこにある。
そんなことを話し合うのが、とても楽しかったこと
を、今、改めて思い返しています。
 
 
 
ペコルン2009年02月10日 23:38
>2月22日

ニャンニャンニャンの猫の日なので、猫耳をつけて登場したら、ウケルと思いま〜すexclamation & question 
安斎利洋2009年02月12日 13:01
>西洋的な単なる機能モジュールとは異なるものが、

機能モジュールが、相互作用できる機能モジュールを厳しく選んでいるのが「西洋的」なんでしょうね。田中先生は「言霊」目指しているそうです。

>猫の日

この世に「〜の日」はいくつあるんでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E6%9C%8822%E6%97%A5
によれば、「食器洗い乾燥機の日」でもあるそうです。
安斎利洋2009年02月13日 23:48
勉強しておこうと思って、
『インテリジェントパッドの挑戦―知の流通が始まる -』
を注文しました。

shigekoさんの本じゃないですか!

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